10-Q
2026.05.01
金曜
HDD専業化後の好調が継続、Cloud向け需要がけん引し売上・利益ともに大幅増。Sandisk株式の評価益が利益を押し上げ、債務削減も進展
- 第3四半期(2026年Q3)売上高は33.4億ドルで前年同期比45%増、Cloud売上が48%増(売上構成89%)とけん引
- 営業利益11.9億ドル(営業利益率35.7%)、前年同期7.6億ドル(同33.1%)から大幅改善
- グロスマージン50.2%で前年同期39.8%から10ポイント改善、低コスト構造と価格改善が寄与
- 9ヶ月累計の営業CFは25.4億ドル(前年同期9.5億ドル)と大幅増
- 業績好調を受け3月四半期に約7.6億ドルの自社株買いを実施、累計19.2億ドル
- 期末時点の有利子負債は16.0億ドル(転換社債のみ)に減少、手元現金20.5億ドル
背景・要因
- Cloud向け高容量HDDの需要急増、出荷エクサバイト数が34%増加
- 1エクサバイト当たり平均販売価格(ASP)が9%上昇、価格環境改善
- 新世代製品の低コスト構造と製造効率改善が粗利率押し上げ
- Sandisk株式の時価評価益27.3億ドル(営業外)が純利益を大幅押し上げ
リスク・懸念
- 米国貿易政策の変更(関税等)による不確実性。現時点で第3四半期までの業績に重要影響は出ていないが注視中
- 顧客集中リスク: トップ3顧客で売上の43%を占める
- 保有するSandisk株式(170万株)の評価変動リスク。2026年中に現金化または自社株交換により処分予定
- マレーシア・タイ・フィリピンでの国際最低税率(GMT)適用、62百万ドルのGMT負債計上