2026.07.29
水曜
売上・AFFOは増収増益も、CECL引当金の変動で純利益は大幅減。16テナント目となるClub Medとの提携を発表し、通期AFFOガイダンスを小幅上方修正
- 総収益は前年同期比5.7%増の11億ドル(四半期)
- 純利益(普通株主帰属)は39.1%減の5億2,650万ドル、EPSは0.48ドル(前年同期0.82ドル)。CECL引当金の変動(+2.7億ドル)が主因
- AFFO(普通株主帰属)は7.8%増の6億7,960万ドル、AFFO EPSは0.62ドル(前年同期0.60ドル)で4.6%増
- 四半期中に3件の大型投資を完了:Clairvest/Northfield Parkリース、Golden Entertainment 7物件取得(11.6億ドル)、Club Med/St. Croixリゾート取得・建て替え、カナダGamehostポートフォリオ(C$200.6M)
- 普通株1株当たり四半期配当0.45ドルを6月に宣言、支払済み
会社ガイダンス
通期
2026年通期AFFOガイダンス:27億-27億ドル(従来26.65億-26.95億ドルより下限を引き上げ)、希薄化後1株当たり2.45-2.47ドル(従来2.44-2.47ドル)。推定加重平均株式数は約10.9億株。GAAPベースの純利益ガイダンスはCECL引当金の変動を合理的に予測できないため提供せず。
背景・要因
- 売上増加はリース収入・ファイナンス債権収入の増加による。新規テナント(Clairvest、Golden Entertainment、PURE/Gamehost)の追加が寄与
- 純利益の大幅減はCECL(貸倒引当金)の変動:2026年Q2は+2.7億ドルの引当金計上、前年同期は-1.4億ドル(戻入)だったため、差し引き約4.1億ドルの影響
- AFFO成長はCECL影響を除いた実質的な事業成長と新規物件取得の貢献
リスク・懸念
- CECL引当金(ASC 326)の将来変動はテナントの業績・株価・格付け・マクロ経済に依存し、予測不能でCompanyのコントロール外である点
- 金利変動・インフレ・関税・景気後退等のマクロ経済リスク
- テナントの事業悪化がレンタル収入に与えるリスク
- ゲーミング産業への依存(規制、消費者支出の変動等)
- 有利子負債が約172億ドルと大きく、借り換えリスク