2026.08.27
木曜
売上8.9%増・純利益8.1%増と好調。Space NK買収と既存店成長が寄与も、粗利率はSpace NK構成比の影響で小幅低下。通期ガイダンスの明示的記載はなし
- 第2四半期(13週間)売上は$3.04Bで前年同期比8.9%増。既存店売上は3.8%増(平均チケット+3.9%が寄与)。通期累計(26週間)売上は$6.20Bで10.0%増、既存店売上は4.6%増
- 第2四半期純利益は$282.0Mで8.1%増。Diluted EPSは$6.55(前年$5.78)。通期累計純利益は$622.5Mで10.0%増、Diluted EPSは$14.31
- 第2四半期粗利率は39.1%で前年の39.2%から小幅低下。Space NKの事業構成の影響。通期累計では39.6%に拡大(前年39.1%)。低い在庫ロスと高い商品マージンが寄与
- 店舗数は世界で1,622店舗(Ulta 1,534、Space NK 88)。Space NKは86店を英国、2店をアイルランドで運営
- 第2四半期に約$239M相当の自社株買い(平均単価$495.98)を実施。10月2024年プログラムは$3.0B規模、残り約$1.01B
背景・要因
- 売上増の主因は既存店売上増、Space NK買収効果、新店舗売上
- 粗利率低下(四半期)はSpace NKの事業ミックス影響。通期累計では低在庫ロスと商品マージン上昇がプラス
- SG&A比率は四半期ベースで改善(26.6%→26.4%)。低いインセンティブ報酬と企業間接費のレバレッジが寄与も広告費増で一部相殺
- 利息収支が黒字から$3.7Mの純費用に転換。クレジット施設残高が$289.1Mから$339.6Mに増加
- 実効税率は通期累計で24.2%に低下。譲渡性連邦税額控除の購入による税便益が寄与
リスク・懸念
- インフレ・マクロ経済圧力の継続により、売上成長や従来の収益性水準の維持、金利上昇リスクが生じる可能性
- ビジネスは第4四半期(ホリデーシーズン)への売上・利益集中が大きく、季節変動の影響を受ける
- 市場金利は変動型のクレジット施設に基づくため、金利上昇局面ではコスト増のリスク