2026.10.21
水曜
売上9%増・調整後EPS15%増と好調、会社は「2026年は素晴らしい年になる」と強気姿勢も具体的ガイダンスは電話会議で提示
- 第3四半期売上高は前年同期比9%増の121.4億ドル(前年同期111.2億ドル)。オーガニック成長率は6%、買収・売却効果が+3%、為替影響は0%
- GAAP希薄化EPSは9%増の4.64ドル、調整後EPSは15%増の6.68ドル(前年同期5.79ドル)
- GAAP営業利益は22.63億ドル(+17%)で営業利益率18.6%(前年同期17.4%)。調整後営業利益は29.68億ドル(+15%)でマージン24.5%(同23.3%)
- 9カ月累計では売上351.4億ドル(+9%、オーガニック+4%)、調整後EPS 18.15ドル(前年同期16.30ドル)、フリーキャッシュフロー46.18億ドル(前年同期33.19億ドル)
- セグメント別ではLab Products and Biopharma Servicesが売上68.63億ドル(+15%)と牽引。一方Instruments & Specialty Solutionsは10.98億ドルで3%減収、セグメント利益率は31.0%へ改善
会社ガイダンス
通期
2026年通期の更新ガイダンスは本プレスリリースには数値として記載されておらず、同日午前7時(東部時間)の決算電話会議で示される予定。CEOは「2026年を通じて素晴らしい業績を達成できる好位置にある」とコメントしている。
背景・要因
- 買収・売却のネット効果が売上成長に+3%寄与(9カ月累計では+4%)。微生物事業の売却は完了済み
- 希薄化EPSの押し上げには、リストラ・その他費用に含まれる事業売却益7200万ドルと、保有売却予定損失2.44億ドル(いずれも調整後から除外)が関係
- 調整後営業利益率の改善は、SG&A費の変動(前年同期は+0.6%の押し上げ要因、今回は-0.2%)や販売管理費の効率化によるとみられる
- 為替の売上への影響は四半期で0%、9カ月累計で+1%と軽微
- 設備投資は9カ月累計12.63億ドルと前年同期10.60億ドルから増加、減価償却費も9.45億ドルへ増加
リスク・懸念
- 新製品開発と急速な技術変化への対応の必要性
- 顧客の設備投資方針や政府資金政策への依存
- 国際事業における経済・政治情勢および為替変動の影響
- 政府規制の変更、政府契約に関する法令順守の影響
- 自然災害・公衆衛生危機等のカタストロフィックな事象、および買収・売却の期待効果が実現しない可能性