2026.08.05
水曜
Adjusted EBITDAが前年比約3倍増、Cornerstone買収完了と2026年ガイダンス上方修正。GAAPはデリバティブ評価損で赤字
- 第2四半期(2026年6月期)のAdjusted EBITDAは$374百万で前年同期$90百万から大幅増、Adjusted FCFは$212百万(前年同期-$78百万)。GAAP Net Lossは$(92)百万(前年同期は$72百万の黒字)
- 6月にCornerstone Acquisition(Waterford/Darby/Lawrenceburgの発電所、約2.6GW)を完了。発電容量は計約15.7GWに拡大
- 2026年通期ガイダンスを引き上げ: Adjusted EBITDAを$2,025-2,225百万(従来から上方)、Adjusted FCFを$1,200-1,350百万に。Keystoneは2026年7月1日以降除外
- 2026年第2四半期に自社株550,000株を約$200百万で買い戻し。SRP残高$1.7Bが2028年12月まで残存。2024年以降累計で約2,300万ドル(約1,500万株)を買い戻し
- 2028/2029年度PJM Base Residual Auctionで10GW超をマージン$325/MWdでクリア。約4GWの土地開発・データセンター契約パイプラインを開拓中
会社ガイダンス
通期
2026年通期: Adjusted EBITDAを$2,025-2,225百万、Adjusted FCFを$1,200-1,350百万に引き上げ。Keystoneを2026年7月1日以降として除外。ガイダンス対比でAdjusted EBITDA(2026E)は、Net Income $1,010-1,180百万、金利費用$460-480百万、法人税$10-20百万、減価償却$445百万、原子力燃料償却$100百万の調整後。設備投資-$330〜-$340百万。CEOは2027年・2028年の見通しも引き上げたと表明
背景・要因
- Adjusted EBITDA増加($284百万)は、主に電力・その他収入とキャパシティ収入の増加(燃料・電力購入費を差し引いたベース)による
- GAAP Net Lossにはデリバティブ商品の未実現評価損と金利費用増加が寄与(2026年第2四半期の未実現損失は-$212百万、前年同期は+$176百万)
- Adjusted FCF増加($290百万)はキャパシティ・電力収入増と法人税支払い減少による一方、設備投資・現金金利支払いの増加が一部相殺
- Cornerstone買収(現金支出約$2,568百万)と2026年4月の社債発行($4.0B)で設備・債務増加
リスク・懸念
- フォワード・ルッキング基準: Cornerstone取得やFreedom/Guernsey取得の統合と期待される便益、設備投資、訴訟、規制事項、ヘッジ、流動性・資本資源等の不確実性が実績を乖離させ得る