2026.04.27
月曜
Q1売上2.9%増、営業利益15.7%増も純利益は12.6%減。ルーメン光買収で成長加速、但し非継続事業が重石
- 総売上31,506百万ドル(前年同期比2.9%増)、サービス売上25,478百万ドル(1.4%増)。設備売上6,028百万ドル(9.8%増)
- 営業利益6,658百万ドル(前年同期比15.7%増)、営業利益率21.1%(前年18.8%)
- 継続事業に関する純利益42.19億ドル(前年同期比10.1%減)。非継続事業損失38百万ドル、AT&T帰属純利益は38.29億ドル(前年同期比12.1%減)
- 稀釈後EPS0.54ドル(前年同期比11.5%減)。Advanced Connectivity営業利益6,853百万ドル(14.8%増)、EBITDA利益率40.6%
- ルーメン・テクノロジーズからの光ファイバービジネス買収(5,756百万ドル、2月2日クローズ)により、光インターネット接続数14,833千(前年同期比29.6%増)
背景・要因
- ルーメン光買収により高度接続性セグメントの光インターネット収益が強化。光ファイバー顧客ベース22.4%増加
- 無線端末の販売数増加に伴い装置売上が9.8%増加。ただし競争的プロモーション活動の影響で無線サービス売上の伸びは鈍化(1.7%増)
- レガシー銅系サービスからの撤退により、Legacy セグメント売上25.3%減少
- 米国でのセルラー周波数帯スペクトラム買収(1,018百万ドル、1月)、メキシコ事業での為替有利(サービス売上22.4%増)
- 金利上昇と負債残高増加により利息費用が9.3%増加
- DIRECTV売却(前年同期)の影響でアフィリエイト純利益が40百万ドルの損失に転換(前年同期は1,440百万ドルの利益)
リスク・懸念
- 規制・政治リスク:FCC及び政府機関の訴訟手続、スペクトラム獲得条件、ネット中立性、デジタル差別化ルール等への対応
- 競争激化と低コスト競合の脅威。政府所有・補助ネットワークとの競争、AI等新技術への対応要求
- サプライチェーン混乱による調達への影響
- 無線データサービスの成長管理とネットワーク品質維持
- 機器・ソフトウェア障害、サイバーセキュリティ侵害、自然災害、有事による事業中断リスク
- M&A統合リスク。ルーメン光買収の統合・期待効果実現、Forged Fiber継続事業化の成功不確実性
- タリフ(関税)導入による事業・消費トレンド変化、政府支出・税制不確実性
- 事業変革イニシアティブ(コスト削減、レガシー合理化)の実現成果の不確実性