2026.05.11
月曜
好調なコア事業とTRG買収効果で増益、FFO成長継続。新たな$20億自社株買いプログラムを開始
- 売上高は前年同期比19.3%増の$1,757M(2025年第1四半期$1,473M→2026年第1四半期$1,757M)。主にTRG買収等の物件取得が寄与。
- 連結純利益は$568.5M(前年$477.9Mより+19.0%増)。普通株主帰属EPSは$1.48(前年$1.27より+16.5%増)。
- FFO(営業活動からの資金)は$1,108M(前年$1,005Mより+10.2%増)。希薄化後FFO/株は$2.91(前年$2.67より+9.0%増)。
- Real Estate FFO/株は$3.17(前年$2.95より+7.5%増)。米国モール・プレミアムアウトレットのエンディング occupancy は96.0%(前年95.9%から+10bps)、平均ベース最小賃料は$61.99/平方フィート(前年$58.92より+5.2%)。
- 営業キャッシュフロー$833M、配当・分配金等に$839M支出。自己株買い$175Mを実施(新$20億プログラムを2026年2月に承認)。
背景・要因
- TRG買収(2025年10月完了)を含む物件取得活動が売上を$189M押し上げ(1株当たり$0.50寄与)。
- Klépierre株式4,074,711株を交換債権転換に充当し、非現金益$64.3Mを計上(1株当たり$0.17寄与)。
- 公募有価証券・デリバティブの時価変動が前年$36.8Mの損失から$25.4Mの益に転換(1株当たり$0.16改善)。
- Catalyst関連の持分評価損失が前年$24.0Mから$6.4Mに縮小(1株当たり$0.10改善)。
- 減価償却費が$130.8M増加(うち$121.2Mが買収関連)、金利費用$48.7M増加(うち$39.3Mが買収関連)がEPSを一部圧縮。
リスク・懸念
- 競争環境の激化(Eコマースを含む)とテナントの破綻・支払不能リスク。
- 賃貸契約更新や空室の有利な条件での再賃貸の不確実性。
- 金利上昇、インフレ、関税・貿易摩擦によるテナントへの影響と景気後退圧力。
- 多額の有利子負債($28.2B)と債務契約上の財務制限条項への抵触リスク。
- 国際活動に伴う為替変動リスクおよび地政学的リスク(ウクライナ・中東情勢等)。