2026.07.28
火曜
売上・EPSともに増益、通期ガイダンスを上方修正。価格転嫁と新規顧客獲得が寄与も、マクロ不透明感は継続
- 連結売上高は67.9億ドル(前年比+7.5%)、全セグメントで増収
- 調整後希薄化EPSは3.70ドル(前年比+9.5%)、純利益は8.44億ドル(+11.8%)
- Paint Stores Group既存店売上高は+4.2%(前年+0.8%から加速)、全プロフェッショナル顧客市場で増加
- Consumer Brands GroupはSuvinil買収と北米増収で売上+21.5%、調整後セグメント利益率24.5%に改善
- 通期調整後希薄化EPSガイダンスを$11.80〜$12.20に引き上げ(前回$11.50〜$11.90)
会社ガイダンス
次四半期
2026年第3四半期:連結売上高は前年比mid-to-high-single digit%増を見込む
通期
2026年通期:連結売上高は前年比mid-to-high-single digit%増。希薄化EPS $10.92〜$11.32(Valspar償却費$0.81/株、リストラ費用$0.07/株含む)。調整後希薄化EPS $11.80〜$12.20。実効税率はlow twenty%。リストラ施策で年約$1,700万のコスト削減見込み
背景・要因
- Paint Stores Groupは値上げ(mid-single digit%)と数量増(low-single digit%)が寄与。Protective & Marineが二桁増、Commercialが一桁後半増
- Consumer Brands GroupはSuvinil買収効果と北米増収、為替好感(+1.6%)。ミックス良化とサプライチェーン効率化も寄与
- Performance Coatings Groupは値上げ(製品ミックス要因)と数量増、為替好感(+2.0%)。General IndustrialとAutomotive Refinishが一桁後半増
- 原材料コストの上昇は粛々と価格転嫁で対応。PSGでは9月1日付で8%の値上げを発表
リスク・懸念
- マクロ経済の不確実性が継続。顧客センチメントや先行指標は下期も需要軟化を示唆
- 原材料・エネルギー・物流・包装にわたる幅広いコスト上昇が続いている
- グローバルな不透明感(地政学リスク・金利・インフレなど)が需要見通しに影響