2026.08.06
木曜
Q2も好調続く-Platform売上25%成長、純利益・Adjusted EBITDA・FCFが全て過去最高を達成。ただしFOX買収に伴い財務見通しは提供せず
- 総売上は$13.5億(前年比22%増)、Platform売上は$12.2億(同25%増)と、会社見通しを大きく上回る好調な四半期
- 純利益$1.64億、Adjusted EBITDA $2.54億、Free Cash Flow(TTM) $7.04億を記録し、いずれも過去最高。1株あたり純利益は$1.11(希薄化後$1.08)
- 広告売上は$6.73億(前年比25%増)、広告粗利率は62.4%に拡大(前四半期比約190bp、前年比約650bp上昇)。高マージン広告商品への構成シフトが寄与
- サブスクリプション売上は$5.48億(前年比26%増)と急成長。ただしプレミアムサブスクシフトにより粗利率は41.4%と前年比約360bp低下
- Devices売上は$1.34億(前年比1%減)。IEEPA関税還付を除く粗利率はマイナス(7.6%)で、メモリチップ供給逼迫による価格圧力に直面
会社ガイダンス
通期
FOXによる買収手続きの進行中につき、業績説明会を開催せず、財務見通し(financial outlook)も提供しない方針が明記されている。
背景・要因
- 広告・サブスクリプション双方が堅調でPlatform売上成長を牽引。広告は高マージン商品へのミックスシフトで粗利率が大幅に拡大
- FOX OneやPeacockなどワールドカップ関連のプレミアムサブスクリプションがQ2に大型契約獲得を牽引
- 政治広告が2024年米大統領選の同時期を上回り、選挙サイクルに向け好調な立ち上がり
- Devices粗利率はIEEPA関税還付の恩恵。これを除けばマイナス(7.6%)で、メモリチップ供給逼迫による価格圧力の影響
- 新ホームスクリーンの米展開が完了し、世帯維持率向上に寄与。国際展開はこれから
リスク・懸念
- メモリチップ供給逼迫による価格圧力がエレクトロニクス業界全体に影響。Devices粗利率に悪影響を及ぼす可能性
- Roku TVモデル出荷は下半期に集中し、それに伴う流通コスト(S&M費用)が下半期に増加見込み
- サブスクリプションはプレミアムへのミックスシフトで粗利率が前年比低下
- Devices売上は前年比1%減と低調。Roku製TVは米TV販売台数の約5%に留まる