10-Q
2026.05.01
金曜
圧巻の決算:売上69%増、純利益7.8倍、営業キャッシュフロー2.4倍——DAUq17%増+広告単価32%上昇が牽引、10億ドル自社株買いも開始
- 売上高は6億6,341万ドル(前年同期比69%増)、うち広告収入は74%増の6億2,467万ドル
- 純利益は2億398万ドル(前年同期2,616万ドルから約7.8倍)、EPS(希薄化後)は1.01ドル(前年0.13ドル)
- 調整後EBITDAは2億6,597万ドル(前年1億1,527万ドルから131%増)、フリーキャッシュフローも3億1,116万ドル(前年1億2,660万ドルから146%増)
- グローバルDAUqは1億2,680万(前年比17%増)、広告インプレッション数は32%増、広告単価も32%上昇
- グロスマージンは91.5%(前年90.5%)、現金・市場性有価証券残高は28億ドル
背景・要因
- 広告収入はインプレッション数と広告単価がともに約32%増——新広告枠の追加とアドロード最適化がインプレッションを牽引し、フルファネル広告に対する需要拡大が単価上昇に寄与
- 全世界DAUqは17%増(米国7%増、その他地域26%増)。第三者検索エンジンのアルゴリズム変更や機械翻訳・マーケティング投資・プロダクト改善の継続が成長要因
- その他収入(コンテンツライセンス等)は3,874万ドルと前年比15%増も、広告に比べ規模は小さい
- 営業CFは3億1,225万ドル(前年1億2,758万ドルの2.4倍)、債権回収のタイミング改善と純利益拡大が主因
- 2026年2月に取締役会が最大10億ドルの自社株買い枠を承認。Q1中に34,690株(500万ドル)を買い付け
リスク・懸念
- 検索エンジン(特にGoogle)のアルゴリズム変更がトラフィックに及ぼすリスク——AI Overviews機能の影響を巡る証券集団訴訟も提起済み
- 累積赤字は2026年3月末時点で4億6,714万ドル。収益成長が費用増を上回れなければ再び赤字に転落する可能性
- EUデジタルサービス法(DSA)において超大規模オンラインプラットフォーム(VLOP)指定を受ける可能性——追加のコンプライアンス義務が発生
- UK ICOから英国GDPR違反で約1,450万GBPの罰金通知を受領(係争中)。オランダデータ保護当局からもコンテンツライセンス照会あり
- ボランティアモデレーターへの依存——APIポリシー変更時のようにコミュニティ機能が一時的に阻害されるリスクが存在