2026.10.27
火曜
増収増益でNon-GAAP EPS 8%増、通期Non-GAAP EPSとTM$のガイダンスを上方修正
- 売上高は前年比2%増の$8.58B(為替中立ベース1%増)。TPVは6%増の$487.1B(同7%増)
- Non-GAAP EPSは8%増の$1.45、Non-GAAP営業利益は3%増の$1.61B、Non-GAAP営業マージンは18.8%(16bps改善)
- TM$は2%増の$3.95B、顧客残高利息を除くTM$は3%増の$3.66B
- GAAP営業利益は8%減の$1.40B、営業マージン16.3%(173bps悪化)。リストラ費用が$255Mに増加(前年$69M)
- アクティブアカウントは440M(前年比0.6%増、前四半期比+1.6M)。3Qに約$1.5Bの自社株買い(約28M株)と$0.14/株の配当を実施
会社ガイダンス
次四半期
2026年第4四半期: GAAP EPS 約$1.37(前年同期$1.53)、Non-GAAP EPS 約$1.43(前年同期$1.23)。Non-GAAP調整額は約$70Mを見込む。
通期
2026年通期: Non-GAAP EPS 約$5.60(従来予想 約$5.38から上方修正、前年$5.31)。GAAP EPS 約$5.07(従来の「中一桁台の減少」予想を据え置き、前年$5.41)。Non-GAAP TM$とEPSのガイダンスを引き上げ、GAAP EPSは再確認。Non-GAAP調整額は通期で約$570Mを見込む。
背景・要因
- 為替が追い風となり売上成長率はFXN 1%増に対し報告ベース2%増
- 取引・クレジット損失が$386M(前年$483M)に減少し、TM$の改善に寄与
- 顧客残高に係る利息収入が$289M(前年$321M)に減少し、TM$の伸びを抑制
- リストラ関連費用の増加($178Mの調整額)と戦略投資・暗号資産の寄与が前年の+$0.01から実質ゼロになり、GAAP EPSの重しに
- 自社株買いによる株式数減少(希薄化後858M株、前年960M株)がEPSを下支え
リスク・懸念
- 競争が激しく技術変化の速い市場での競争力、新製品・サービスの適時投入
- サイバー攻撃・セキュリティ脆弱性とそれに伴う影響
- 地政学的・マクロ経済・貿易環境(関税、インフレ、金利)の影響
- 決済・貸金・消費者保護など広範な規制とその変化(プライバシー、データ保護、AI関連を含む)
- 信用商品に係るリスク(ローン債権売却契約の便益実現を含む)、不正・不正利用の検知防止
- 訴訟・規制手続きの結果、サードパーティ依存、為替変動、税率上昇・追加税務負債のリスク