2026.07.28
火曜
売上・TPVは堅調もGAAP/非GAAP利益は減少、通期非GAAPガイダンスを上方修正。変革進捗に自信。
- 売上高は87億ドル(前年比+5%、為替中立+3%)と堅調。総取扱高(TPV)は4864億ドル(+10%、為替中立+9%)と2桁成長を達成。
- GAAPベース営業利益は14.3億ドル(-5%)、営業利益率は16.4%(171bp悪化)。非GAAP営業利益は15.1億ドル(-8%)、営業利益率は17.4%(248bp悪化)。
- GAAP EPSは1.25ドル(-3%)。非GAAP EPSは1.38ドル(-1%)とほぼ横ばい。戦略投資と暗号資産でEPSに約0.07ドルのマイナス影響。
- アクティブアカウントは4.39億と横ばいだが、アカウントあたり取引回数(TPA)は60.0(+3%)、PSP除くTPAは+7%とエンゲージメントは改善。
- フリーキャッシュフローは17.8億ドル(前年比+157%)。自社株買いで15億ドルを株主還元(TTM累計60億ドル)。
会社ガイダンス
次四半期
2026年第3四半期:GAAP EPSは低一桁の減少、非GAAP EPSも低一桁の減少を見込む。
通期
2026年通期:GAAP EPSは中間一桁の減少(前回据え置き)。非GAAP EPSは約5.38ドル(前回は「低一桁減少~若干プラス」から上方修正)。非GAAP TM$ガイダンスも上方修正。
背景・要因
- ブランデッドチェックアウトが安定化し、VenmoとBraintreeの好調な勢いが成長を牽引
- 戦略的投資ポートフォリオと暗号資産の評価損がGAAP EPSに約0.07ドルのマイナス影響(前年は+0.01ドル)
- Transaction Margin Dollarsは+1%(金利収入除く+3%)と緩やかな伸びに留まる
- トランザクション費用率は0.90%(前年0.89%)とほぼ横ばいで推移
リスク・懸念
- 競争激化と技術変化への対応リスク
- 世界的な政治・経済・市場環境の不確実性(インフレ、金利、関税等)
- サイバー攻撃やセキュリティ脆弱性のリスク
- 規制環境の複雑化(決済、融資、消費者保護、AI関連法等)
- 為替変動リスク