最新: 8-K  ·  2026-08-04

パラマウント・スカイダンス

Paramount Skydance Corporation

米国メディア大手 (旧 Paramount Global と Skydance Media が 2025 年 8 月合併)。CBS / Paramount Pictures / Paramount+ ストリーミングを擁する。

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次回決算予定

2026.11.09 · 月曜

コンセンサス予想

売上予想
1.11 兆円
EPS 予想 (調整後)
27.9 円

最新四半期

FY2026 Q2· 2026-08-04 発表
売上
1.09 兆円
売上 YoY
+0.9%

前年同期比

売上 QoQ
-5.9%

前期比

EPS (GAAP)
6.3 円
EPS YoY
-50.0%

前年同期比

EPS QoQ
-73.3%

前期比

売上構成

2026-08-04 発表

売上構成比前年比
  • アフィリエイト・サブスクリプション5,541 億円50.9%+2.2%
  • 広告3,084 億円28.3%-9.0%
  • ライセンス・その他2,040 億円18.7%+29.9%
  • 劇場217 億円2.0%-45.7%

指標推移

直近 5 四半期

売上

兆円

売上推移の折れ線チャート1.131.101.0624Q325Q125Q226Q126Q21.09

EPS (GAAP)

EPS (GAAP)推移の折れ線チャート28.318.07.624Q325Q125Q226Q126Q26.3

営業利益

億円

営業利益推移の折れ線チャート88775361824Q325Q125Q226Q126Q2748

フリーキャッシュフロー

億円

フリーキャッシュフロー推移の折れ線チャート36028420724Q325Q125Q226Q126Q2406

財務指標

四半期

期間売上高粗利益営業利益純利益FCFEPS (GAAP)
FY2026 Q21.09 兆円+0.9% YoY-5.9% QoQ748 億円+19.0% YoY-22.9% QoQ65 億円-28.1% YoY-75.6% QoQ406 億円+168.8% QoQ6.3 円-50.0% YoY-73.3% QoQ
FY2026 Q11.15 兆円+2.2% YoY+7.3% QoQ968 億円+12.0% YoY+54.4% QoQ264 億円+10.5% YoY+194.7% QoQ151 億円-22.0% YoY23.6 円-31.8% YoY+87.5% QoQ
FY2025 Q21.08 兆円-4.8% QoQ628 億円-27.5% QoQ90 億円-62.5% QoQ12.6 円-63.6% QoQ
FY2025 Q11.13 兆円+6.8% QoQ864 億円+63.2% QoQ239 億円+15100.0% QoQ193 億円34.6 円
FY2024 Q31.04 兆円519 億円2 億円0.0 円

提出書類

8-K

2026.08.04

火曜

ストリーミング黒字化・加入者過去最高でQ2好調、通期Adjusted EBITDA見通しを上方修正

  • Q2総収入は69億ドル(前年比+1%)。営業利益4.75億ドル(6.9%マージン)、Adjusted EBITDAは11億ドル(15.9%マージン)で前年比+27%と全セグメントで増益。GAAP純利益は前期比減の4,100万ドル(希薄化後EPS $0.04)で、前年の5,700万ドルから低下。
  • Direct-to-Consumer収入は前年比+9%の25億ドル。Paramount+収入は+16%(加入者+6%、ARPU+12%)。Q2で約200万人純増し、世界加入者は8,160万人に到達。サービス史上最高のリテンション四半期。DTCのAdjusted EBITDAは+44%の3.66億ドル(14.8%マージン)。
  • Studios収入は前年比+16%の13億ドル、Adjusted EBITDAは3,600万ドル(前年は-3,100万ドル)と黒字転換。TV Media収入は-9%の31億ドルだが、Adjusted EBITDAは11億ドル(34.0%マージン、前年26.4%)と収益性は大きく改善。放送シーズンの上位10番組中7本をCBSが占めた。
  • 劇場公開作品を2025年の8本から2026年は15本へほぼ倍増。2026年通期では90超のシリーズ・800以上のエピソードを制作予定。UFCやFIFAワールドカップなどライブスポーツの強化が加入者獲得・定着につながった。
  • 2026年通期Adjusted EBITDAガイダンスを従来の$3.8Bから$3.8B-$3.9B(マージン12.8%)へ上方修正。フリーキャッシュフロー転換率を最低10%と予想。WBDとの合併に向けた準備を継続。

会社ガイダンス

次四半期

Q3'26: 総収入69.5〜71.5億ドル(前年同期比+4%〜+7%)。Paramount+加入者は前四半期比で横ばい。Adjusted EBITDAは8.75〜9.75億ドル(中間点マージン13.1%)、当四半期の株式報酬は約7,000万ドル。StudiosとTV Mediaは前年比で収益性改善、DTCはコンテンツ償却の季節的タイミングにより中間〜高一桁台マージン。変換コストは約2億ドル。

通期

2026年通期: 総収入300億ドル(前年比+4%)。Adjusted EBITDAは従来の38億ドルから38〜39億ドル(中間点マージン12.8%)へ上方修正。フリーキャッシュフロー転換率は変換コスト約8億ドルを除き最低10%を見込む。設備・企業費用は約15億ドル。DTCはサブスク・広告収入ともに成長加速、通期で2025年比利益成長を見込む(国際ハードバンドル退会約400万を含め加入者数は2025年比で小幅増)。Studiosはライセンス収入加速で利益成長、劇場収入は前年比減少。TV Mediaはマージン改善とAdjusted EBITDA成長を見込む。

背景・要因

  • Paramount+の成長要因: Dutton Ranch(Paramount+史上最大の初回シリーズ、初週1,290万視聴者)、UFC(UFC Freedom 250は米国・ラテンアメリカで1,700万視聴者と独占ライブイベント史上最大)、FIFAワールドカップのラテンアメリカ6カ国での非独占配信。
  • Studiosの好調は、Paramount Television Studiosの第三人向け納入の好調とSkydanceライセンス収入の連結、前年のMission: Impossible - The Final Reckoningとの比較による劇場収入の低下を一部相殺。
  • TV Mediaの収益性改善は規律ある費用管理による。広告収入は-14%(前年NCAA Final Fourの反動約8Pt、Telefe/Chilevision売却で約3Ptの逆風、政治広告で約2Ptの追い風)。Affiliate収入は-6%。
  • DTC収益性は、Skydance取引による会計基準変更メリットを含む収入成長と費用効率化が番組投資計画を上回った。
  • 広告はUpfront前受金が二桁%成長し、CBS-Viacom合併以来最も強い水準に。
  • Q2には約153百万ドルの取引関連費用、約5,400万ドルの投資先持分法投資損失などが発生。
  • WBD合併のためQ1にリボルビング信用枠から21.5億ドルを借入(Netflixへ支払う解約金28億ドル用)。Q2に3.5億ドル返済し残高18億ドル。

リスク・懸念

  • TV Mediaは引き続きリニアTVの構造的減少とストリーミングへのシフトによる圧力を受け、Affiliateはpay TV加入者減少による逆風継続。
  • Q3のDTCマージンはコンテンツ償却の季節的要因で中間~高一桁台に低下(通期ではストリーミング利益は成長見込み)。
  • 変換コストはQ3で約2億ドル、通期で約8億ドルを見込み、報告上のフリーキャッシュフローに影響。
  • WBD合併は競争当局の審査・承認を必要とし、未承認のままの場合は事業・財政状態・株価に悪影響のリスク。現在進行中の反トラスト訴訟も存在。
  • 2026年の劇場収入は、公開本数増加に伴い1本あたり平均興収が低下するため前年比で減少見込み。
  • 好戦的な競争環境、消費者行動の変化、視聴者測定の欠陥による広告収入悪化リスク。
10-Q

2026.08.04

火曜

Paramount+成長とコスト削減でAdjusted EBITDAは27%増も、EPSは株式発行・税負担増で減益。中心課題はWBD買収の遅延と大型負債

  • 売上は前年同期比1%増の$6,913M。Paramount+の成長とライセンス収入の増加が牽引する一方、直線放送(TV Media)と劇場興行収入がマイナス寄与。
  • Adjusted EBITDAは27%増の$1,099M。Ultimate Parent基準の押し下げによるコンテンツ原価低下と直線放送のコスト削減が主因。
  • 親会社帰属純利益は$41M(前年$57M)、希薄化後EPSは$0.04(前年$0.08)と減益。営業利益増を税負担増(実効税率55.8%)と金利費用増が上回った。Skydance取引に伴う株式発行でEPSは希薄化。
  • Paramount+の加入者は81.6百万人(前年比+6%)、ARPUは$8.52(前年比+12%)に拡大。UFC配信とDutton Ranch提供が寄与。
  • WBD買収の完了見込みは判決後5日または2027年6月1日のいずれか早い方へ延期。12州とWGA、消費者の反トラスト訴訟により統合・クローズが阻止されている。

背景・要因

  • 営業利益は19%増の$475M。2026年はWBD買収関連のtransaction-related items $153Mとリストラ費用$35Mを計上。前年は$157MのFCCライセンス減損があった分、比較が押し上げ。
  • 広告収入は9%減。直線広告市場の低迷に加え、前年のNCAAトーナメント準決勝・決勝(隔年放映権)との比較で6%のマイナス影響。逆にParamount+広告は成長。
  • 劇場興行収入は46%減。前年同時期の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』との比較、2026年Q2は『Scary Movie (2026)』。
  • ライセンスその他収入は30%増。Skydanceの連結開始(2025年8月以降)とセカンダリー市場ライセンス、第三方向けコンテンツ制作収入の増加が寄与。
  • アフィリエイト・サブスクリプション収入は2%増。Paramount+の値上げと加入者増(+6%)が、直線アフィリエイトの3%減を相殺。
  • 減価償却費は318%増の$364M。Ultimate Parent基準の押し下げで設定された無形資産の償却が主因(前年$87M)。
  • 実効税率は55.8%に急騰。Ultimate Parent基準の押し下げとリストラ・取引関連項目の増加、海外所得への米国課税強化が要因。

リスク・懸念

  • WBD買収が反トラスト訴訟(12州、WGA、消費者、株主派生訴訟)により延期・阻止されるリスク。クローズは判決後5日または2027年6月1日まで延期。
  • WBD買収不成立の場合、$7.0Bの規制解約手数料の支払い義務が発生し、追加株式発行による希薄化が生じる可能性。
  • WBD買収後の総負債は約$86.3Bに達するとの見込みで、大型のレバレッジ・金利負担の増加。
  • IRSからlegacy Viacomの2017-2019年度について最大約$400Mの税負担増となるNOPA(調整提案通知)を受領。会社は争う方針で、Q3に反映予定。
  • アスベスト関連訴訟が増加傾向(2025年12月末の約17,490件→2026年6月末の約18,300件)。
  • 直線テレビ収入の減少が続く見込みで、ストリーミングの成長だけでは相殺しきれない可能性。
  • ギャランティ・ソブリン・ファンド等への株式発行で既存株主の所有割合が40%-43%まで低下し、Class B株式の希薄化・取引流動性低下の恐れ。
10-Q

2026.05.04

月曜

売上・営業利益・純利益とも増加、Adjusted EBITDAは59%増。WBD買収関連費用を吸収しながらコスト削減が奏功。パラマウント+好調だが株式希薄化でEPSは減少。

  • 売上高 $7,347M(前年同期比+2%)、パラマウント+の成長とライセンス収入増が線形ネットワーク減少をカバー
  • 営業利益 $616M(同+12%)、コスト削減とコンテンツ費用低下が寄与
  • Adjusted EBITDA $1,161M(同+59%)、人件費・マーケティング費削減とプッシュダウンによるプログラム資産減少が大きく貢献
  • パラマウント+ 加入者数7,960万人(前年同期比+180万人)、ARPU $8.30(同+$1.00)と好調維持
  • 希薄化後EPS $0.15(前年$0.22)、Skydance/NAI取引に伴う株式増加で32%減少。調整後希薄化EPSは$0.23(前年$0.29)」

背景・要因

  • WBD買収に関連するNetflixへの契約解除料$2.8Bを前払い(Credit Facilityから$2.15B借入)
  • Skydance(アニメーション・映画・TV・ゲーム)の取引完了後の売上取込みがライセンス収入を押し上げ
  • プッシュダウン会計による無形資産償却費増(D&A $362M、前年$88M)が営業利益を圧迫も、プログラム資産の簿価切下げがコスト削減に寄与
  • ストリーミング向けUFC放映権開始(2026年1月〜)がパラマウント+の広告・課金収入を牽引
  • 線形広告市場の減少とTelefe/Chilevisión売却の影響(TV Media広告-2%)が下押し要因

リスク・懸念

  • WBD買収に必要な規制当局承認(DOJ二次審査・州司法長官調査など)が得られずクロージングできないリスク。未承認の場合パラマウントはWBDに$7Bの契約解除料
  • 買収に伴う巨額債務負担(調整後総債務約$85.2B想定)による財務柔軟性低下・格下げ・競争劣位のリスク
  • 買収統合(WBDのストリーミング/スタジオ部門とグローバル線形ネットワーク部門の分離等)の困難さとシナジー未達リスク
  • 新たに発生した反トラスト法訴訟(Pamela Faust他4名による民事訴訟)や既存の株主代表訴訟(Gabelli/NYCERS等)がクロージングを遅延・妨害する可能性
  • マクロ経済不確実性(関税・地政学的リスク・広告市場変動)に加え、為替ヘッジの最大期間4.9年にわたる変動リスク
8-K

2026.05.04

月曜

Q1増収・利益は想定上振れ、通期見通し据え置き。DTC黒字化進む一方、TV Mediaは減収もコスト管理でマージン改善。WBD買収はQ3完了に向け前進

  • 売上高 $7.3B(前年比+2%)、営業利益 $616M(8%マージン)、Adj. EBITDA $1.2B(16%マージン、前年比+59%)と想定上回る収益性
  • DTC売上 $2.4B(前年比+11%)、Paramount+売上+17%(ARPU+14%)、DTC Adj. EBITDAは$251M(10%マージン)と前年▲$4Mから黒字化
  • TV Media売上 $3.7B(前年比▲6%)も、Adj. EBITDAは$1.1B(29%マージン、前年は24%)とコスト抑制でマージン改善
  • Studios売上 $1.3B(前年比+11%)、Scream 7がシリーズ最高興収$200M超を記録
  • 通期ガイダンス据え置き:売上 $30B(前年比+4%)、Adj. EBITDA $3.8B(12.7%マージン)

会社ガイダンス

次四半期

Q2'26: 売上 $6.75B〜$6.95B(前年比▲1%〜+1%)、DTCとStudios成長がTV Media減少を一部相殺。Adj. EBITDA $0.9B〜$1.0B(中間値で13.9%マージン)、株式報酬約$75M。Paramount+純加入者は戦略的ハードバンドル離脱(約200万人)によりフラット近辺

通期

2026年通期: 売上 $30B(前年比+4%)を再確認、Adj. EBITDA $3.8B(12.7%マージン)。フリーキャッシュフロー転換率は約5%(変革費用$800M控除前)。DTCはサブスク・広告収入の成長加速、Studiosはライセンス収入増でセグメント利益増、TV Mediaは安定から改善のマージン見通し

背景・要因

  • DTC成長はParamount+のARPU上昇(値上げ効果)と2%の純加入者増が牽引、ただし戦略的ハードバンドル離脱(100万人超)が純増数を抑制
  • Studios増収はScream 7の好調な興行とSkydanceライセンス収入の統合効果
  • TV Mediaの減収は広告▲6%とアフィリエイト▲6%が原因(ペイTV加入者減少と国際事業撤退の影響)、一方でコスト削減がマージンを押し上げ
  • Q1のAdj. EBITDAは前年比59%増と大幅改善、内容資産の会計基準変更による費用減少も寄与

リスク・懸念

  • ペイTV加入者減少によるTV Mediaアフィリエイト収入の継続的な構造的減少
  • 通期の変革コスト($800M規模)とQ2の変革費用数億ドルがフリーキャッシュフローを圧迫
  • WBD買収に関する規制承認の遅延リスク、および買収完了前に条件が満たされないリスク
  • 2026年の劇場興行は前年比で大幅減収の見通し(Mission: Impossibleの反動など)