2026.08.04
火曜
Q2売上93%増・営業利益率47%と急拡大、政府・商業とも2桁成長で好調。ガイダンス明示なし
- Q2売上は19.4億ドルで前年同期比93%増(Q1'25比では+93%)。6ヶ月累計も89%増の35.7億ドルと大きく伸長。
- 純利益は10.6億ドル(前年同期3.3億ドル)、希薄化後EPS 0.41ドル(前年0.13ドル)。営業利益は9.1億ドルで営業利益率47%(前年27%)に急改善。
- 粗利率は85%(SBC除く86%)と前年の81%から上昇。コンチネーション率は74%(前年64%)。
- 政府売上はQ2で9.9億ドル(+79%)、商業売上は9.45億ドル(+110%)と両セグメントとも加速。米国が売上の80%を占める。
- 顧客数は1,049社(前年849社)に増加、上位20社の平均売上は6,700万ドル増の1.24億ドル(+67%)。
背景・要因
- 売上成長は既存顧客の拡大が牽引。政府は既存顧客(2025年末時点)からの増収が4.28億ドル、商業は4.07億ドルと既存顧客中心の成長。
- 米国人の商業売上は前年比149%増と顕著に加速し、AI/AIP関連需要が追い風。
- 粗利益率やContribution margin改善はスケールメリットとコスト管理、営業費用比率の低下による。
- 他の営業外収益(純額)は85百万ドル増加。保有上場/非上場株式の評価益・実現益が寄与。
リスク・懸念
- 米国政府・商業売上への集中(米国が売上の80%)により、米国内の景気悪化・予算削減・関税等の影響を受けやすくなっている点。
- 政府契約は便宜打切り条項を多く含み、予算執行や入札・補正予算の遅延で収益認識が変動するリスク。
- 売上高・四半期業績は季節性(第1四半期が低く、第3・4四半期に増加)や大口契約の締結タイミングで変動しやすい。
- 上場・非上場の株式投資(上場約1.84億ドル、非上場約1.67億ドル)の評価変動が営業外損益に影響。
- AI規制(EU AI Act、韓国AI Basic Actなど)やデータ保護法、サイバー攻撃リスクが増大。SBCは前年比66%増。