2026.05.05
火曜
Palantir、売上85%増・純利益4倍の圧巻決算、政府・商業ともに大幅成長。通期ガイダンスなし。
- 売上高は前年同期比85%増の$1,633M(政府$858M/+76%、商業$774M/+95%)
- GAAPベース純利益は$870M(前年$214Mから4倍増)、EPS(希薄化後)$0.34
- 調整後営業利益(SBC除く)は$984M、営業利益率は60%に改善(前年44%)
- 粗利益率は87%(前年80%)、SBC除くベースで88%
- 営業CFは$899Mと前年$310Mから約3倍に拡大
背景・要因
- 政府顧客(特に米国政府$687M)と商業顧客(特に米国商業$595M、前年比133%増)の双方が急成長
- 既存顧客の拡大が主因:政府顧客の増分$371Mのうち$367M、商業顧客の増分$377Mのうち$352Mが既存顧客
- 欧州・中東の地政学的緊張継続も、同事業への影響は限定的と経営陣は認識
リスク・懸念
- 政府契約の予算・優先順位変更リスク:米国新政権による歳出削減策や政府閉鎖の影響
- 多くの契約が都合解約可能条項を含み、大口顧客の解約が将来の収益に大きく影響しうる
- AI(機械学習・LLM等)の利用に伴う倫理・規制・知的財産リスク
- 経営陣やFoundersへの集中的な議決権構造(クラスF普通株による49.999999%議決権維持)が投資家の影響力を制限
- 大口顧客への依存:2026年Q1の上位3社で売上の15%を占める