10-Q
2026.03.11
水曜
クラウド事業(特にOCI)が急成長するも、データセンター投資による設備費・減価償却費が急増、フリーキャッシュフローはマイナスに転落
- Q3総売上高171.9億ドル(前年比+22%)、9ヶ月累計481.7億ドル(同+16%)と増収加速
- クラウド売上89.1億ドル(同+44%)、うちOCIが84%増の48.9億ドルと急伸。クラウド全体が総売上の52%を占める
- GAAPベースEPSはQ3$1.27(前年$1.02)、9ヶ月累計$4.38(前年$3.15)と増益
- クラウド・ソフトウェア経費がQ3で70%増(46億ドル)とインフラ投資負担が増大
- 設備投資は9ヶ月で392億ドル(前年121億ドル)に急拡大し、フリーキャッシュフローは-247億ドルに悪化
背景・要因
- クラウドインフラ(OCI)売上が前年比84%増(Q3)が最大の成長ドライバー。クラウド全体の成長の85%をOCIが牽引
- Ampere社株式売却による約27億ドルの売却益を非稼働収益に計上(9ヶ月累計)
- 売上増加は主にアメリカ州地域が寄与(総収入成長の87%)
- 為替の影響を除いた定率ベースでもクラウド収入は堅調に成長
リスク・懸念
- Datacenter投資の急拡大により設備費・減価償却費・リース負債が大幅増加、フリーキャッシュフローがマイナスに転落
- OCI(クラウドインフラ)事業の成長は続くが、競争激化と投資負担増でマージンが圧迫される可能性
- 強制転換優先株式(6.50%シリーズD、50億ドル発行)やATMプログラム(最大200億ドル)による既存株主の希薄化リスク
- OCIに関する証券クラスアクションが提起されており、係争中のリスク