10-Q
2026.05.04
月曜
売上5%増で赤字幅は大幅縮小も、リストラ費用329百万ドルが重石。前年の在庫評価損剥落で粗利率は急回復、通期設備投資計画は売上比5%程度
- 売上高は15.13億ドル(前年比+4.7%)、3セグメント中PSGが14%増と牽引
- GAAPベース純損失は3,340万ドル(前年同期は4.86億ドルの赤字)と赤字幅が大幅に縮小。EPSは-0.08ドル(前年-1.15ドル)
- 粗利益は5.83億ドル(前年比+98%)、粗利率は前年20.3%→38.5%に急回復。前年に発生した2.38億ドルの過剰・陳腐化在庫評価損と4,390万ドルの消耗品償却が剥落したため
- セグメント別:PSG粗利率19.1%→27.2%に改善。ISGは前年-55.6%→+39.4%と黒字転換(前年の在庫評価損2.32億ドルが消滅)
- リストラ・資産減損費用は3.29億ドル(前年5.39億ドル)。うち設備減損1.47億ドル、加速償却1.62億ドル。650人の人員削減を実施
会社ガイダンス
通期
2026年通年の設備投資は売上高の約5%程度を見込む。また、約650名の人員削減にかかる総額2,400万ドルのリストラ費用を計上見込み(第1四半期までに2,020万ドル認識済み)
背景・要因
- PSGセグメントの増収(+9,150万ドル、約14%増)が全体を牽引。自動車、その他(AIデータセンター含む)、産業向けがそれぞれ成長
- 前年同期に計上されたISGの過剰・陳腐化在庫評価損2.32億ドルとPSGの消耗品償却4,390万ドルが今期は発生せず、粗利益が大幅改善
- 製造設備の減損1.47億ドル(主にEFK工場関連)およびリース資産の加速償却1.62億ドルなどリストラ関連費用が引き続き発生
リスク・懸念
- SiC事業に関する証券集団訴訟/株主代表訴訟が係争中(第3修正申立に対して却下申立中)
- 製造再編プログラムの継続により、将来さらに設備減損や人員削減費用が発生する可能性がある
- 運転資本のタイミング悪化により営業キャッシュフローが前年比6.0億→2.4億ドルに減少(在庫積み増しや支払いサイクルの影響)