2026.08.06
木曜
REIT成長は堅調もGAAP純利益はインパイアメント減少で大幅増。AFFOは+5.2%増、ポートフォリオはハイパースケールデータセンターJVなど戦略的拡大を継続。ただし会社ガイダンスの明示的開示はなし。
- 総収入は四半期$1,547.7M(前年比+9.7%)、上半期$3,096.4M(+10.9%)と増収。純利益は四半期$370.5M(前年$199.0M)に急増。EPSは$0.37(前年$0.22)
- AFFO(希薄化後)は四半期$1.09/share(前年$1.05)、上半期$2.22/share(前年$2.11、+5.2%)。FFOも四半期$1.07/share、上半期$2.13/share
- ポートフォリオは15,588物件・98.8%稼働。上半期の不動産購入は$3.38B(246物件、加重平均リース期間9.9年)で、再リース時の家賃回収率は103.0%
- 不動産インパイアメント費用が四半期$54.2M(前年$142.3M)と大幅減、2025年の破綻テナント物件関連の大型評価減反動で収益を押し上げ
- Apolloとの$1.0BのJV(Retail 492物件)設立、Cloud Capitalとの北バージニア・データセンターJV(最大$1.4B投資、45%出資)、U.S. Core Plus Fundでの資本調達など戦略的取引が相次ぐ
- 月次配当を3回増額し$0.2710/shareに。年間換算配当$3.252(利回り5.2%、株価$61.96)
会社ガイダンス
次四半期
null
通期
null
背景・要因
- 純利益急増の主因は不動産インパイアメントの減少($88.1M減)で、前年同期の破綻テナント物体件の大型評価減の反動
- ローン/優先出資ポートフォリオ成長により四半期の利子・配当収入が$88.5M(前年$39.5M)と倍増(約$2.8Bの増加)
- 電気料金関連の太陽光税額控除によりその他収入が$6.0M増加
- 海外通貨変動とデリバティブの評価により外国為替・デリバティブ損失が四半期$8.8M(前年$4.4M)に拡大
- 従業員コスト増で販管費が増加。ファンド募集手数料等のM&A/取引費用も$12.8Mと増加
リスク・懸念
- マクロ経済・世界的な資本市場の変動、金利・為替変動、インフレによるテナントの費用増が賃料支払能力を圧迫する可能性
- 十分な資金調達・流動性を今後も確保できる保証はなく、成長と配当継続に依存する資本市場へのアクセス懸念
- クレジット市場の変動性・流動性混乱が資金調達コストや資金調達自体に影響する可能性
- 金利1%変化で変動金利負債のコストが$27.6M変動する為替・金利リスクへのエクスポージャー