2026.10.21
水曜
Q3売上12%増・営業利益率34.6%へ大幅改善、広告収入が伸び利益44%増と好決算
- Q3売上高は128億7,400万ドル(前年同期比+12%、為替一定で+11%)。うちサブスク収入+10億5,700万ドル、広告収入+2億5,600万ドル
- Q3営業利益は44億5,800万ドル(+37%)、営業利益率は34.6%と前年同期の28.2%から6.4ポイント改善
- Q3希薄化後EPSは0.87ドル(前年同期0.59ドル)、純利益36億6,300万ドル(+44%)
- 地域別売上はLATAM +17%、APAC +12%、UCAN +11%、EMEA +11%。9ヶ月累計では売上14%増、純利益123億4,800万ドル
- 9ヶ月累計の純利益にはWBD買収契約解約に伴う2.8億…ではなく28億ドルの解約金収入が含まれる(Q1計上)。1-9月で自社株買い130百万株・107億ドルを実施、残り枠223億ドル
背景・要因
- 会員数と価格の上昇によるサブスク収入の伸び、および広告収入の増加が増収を牽引
- Q3の売上増1,364百万ドルのうち101百万ドルは為替の追い風(ヘッジ後)。9ヶ月では508百万ドル
- Q3の売上原価は1%減。前年同期に計上したブラジルの非所得税関連費用619百万ドルが反動で減った一方、コンテンツ償却費は233百万ドル増加
- 技術開発費は前年同期比21%増(人員関連費+136百万ドル)、販管費はWBD取引関連費用や法務費用増で9ヶ月+19%
- 9ヶ月の利息費用増(+15%)はWBD取引向けファイナンス解約に伴う約85百万ドルの債務発行費償却を含む
リスク・懸念
- 為替変動リスク:売上の57%が米ドル以外。9ヶ月の為替一定ベース売上は報告値より約506百万ドル低い水準だった
- 金利リスク:2,400百万ドルを変動金利化しており、SOFRが1%上昇すると年間利息費用が約24百万ドル増加
- コンテンツ債務は252億ドル(うちオフバランス19.6十億ドル)と依然大きく、未確定の将来タイトル分は今後3年で約1〜4十億ドルを見込む
- WBD買収は相手先が契約を解除しPSKYと合意、拡大戦略の不確実性が残る(解約金28億ドルを収入計上)
- リスクファクターは前年10-Kから重要な変更なし