10-Q
2026.03.19
木曜
AI需要爆発で売上前年比約3倍、四半期純利益138億ドルと過去最高級の決算。DRAM・NANDのASPが急伸、粗利率74%に改善。
- 【売上高】第2四半期(2/26締め)は238.6億ドル(前年比+196%)。DRAM売上187.7億ドル(同+207%)、NAND売上50.0億ドル(同+169%)。
- 【粗利率】74%(前年同期37%から急改善)。DRAM・NANDとも平均販売価格(ASP)の大幅上昇と好ましいミックスが寄与。
- 【EPS】希薄化後EPSは12.07ドル(前年同期1.41ドル)。6ヶ月累計では16.68ドル。
- 【セグメント別】CMBU 77.5億ドル(前四半期比+47%)、MCBU 77.1億ドル(同+81%)、CDBU 56.9億ドル(同+139%)と全セグメントでASP上昇が牽引。
- 【設備投資】6ヶ月累計の有形固定資産支出は117.8億ドル(前年同期72.6億ドル)。2026年通期の設備投資(政府補助金控除後)は250億ドル超を見込む。
会社ガイダンス
通期
2026年通期の設備投資(有形固定資産、政府補助金控除後)は250億ドル超を見込む。実際の金額は市場環境により変動。
背景・要因
- AI駆動のデータセンタ需要がメモリ・ストレージ需要を業界供給を上回るペースで拡大させ、DRAM・NANDのASPが急上昇。
- DRAM ASPは前四半期比で60%台半ば上昇、NAND ASPは同70%台後半上昇。
- DRAM・NANDともにビット出荷数量も増加(前四半期比DRAM中一桁%増、NAND低一桁%増)。
- 製造原価低減も粗利改善に貢献。
リスク・懸念
- 中国CACによるMicron製品購入制限が継続中で、中国・香港向け売上に影響。
- 国際的な貿易規制・関税リスク(米国セクション232・301調査の影響不透明)。
- 税制リスク:Pillar Two(15%最低税率)のシンガポール施行により税負担が増加。OBBBA(米国)の影響も不透明。
- 設備投資拡大(年250億ドル超)に伴う回収リスク、ファブ建設の遅延・コスト増リスク。
- HBM需要減少によりDRAM市場が供給過剰になる可能性。