10-Q
2026.05.06
水曜
ビットコイン価格下落で14.5億ドルの未実現損失、ソフトウェア事業は堅調もBTCイールドは3.2%に減速
- 総収益は1億2,430万ドル(前年比+11.9%)、サブスクリプション収入が58.9%増と好調
- ビットコイン価格下落により14,455百万ドルの未実現損失を計上。純損失は125.4億ドル(前年同期42.2億ドル)
- ビットコイン保有数は762,099 BTC(前期末比+89,599 BTC)。ATM等で73.6億ドル調達し追加購入
- ソフトウェア事業(Software Business)のセグメント損失は4.9億ドルだが、企業分析プラットフォームへの移行は順調に進展
- BTCイールドは3.2%(前年同期11.0%)、BTCゲインは21,329 BTC、BTC$ゲインは約14.5億ドル
背景・要因
- ビットコイン価格下落(期末時点$67,773、前期末$87,515)が主因で14,455百万ドルの未実現損失
- サブスクリプション収入の増加($37.1M→$58.9M、+58.7%)はオンプレミスからクラウドへの移行が牽引
- 販売管理費増加(+$8.7M)は年次カンファレンス(Strategy World)の第1四半期開催が主因。前年は第2四半期
- ATM(市中売却プログラム)によるクラスA普通株・優先株発行で$73.6億を調達しビットコイン購入に充当
リスク・懸念
- ビットコイン価格の継続的な下落リスク - 保有資産の大部分がビットコインに集中しており、価格下落は財務状況と業績に直結
- 資金調達依存リスク - ソフトウェア事業のキャッシュフローだけでは債務・配当義務を賄えず、ATMや追加調達に依存。市場環境悪化時は調達不能リスク
- 税務リスク - ビットコイン含み益に対するCAMT(15%最低税)適用可能性、未実現損益の税務処理変更リスク
- カストディ・サイバーセキュリティリスク - 秘密鍵の喪失やカストディアンの破綻によるビットコイン喪失リスク。保険適用額は保有額のごく一部
- 優先株の高配当負担 - 2026年Q1の配当支払額は$229.5M(前年$9.2M)。STRC Stockの変動配当率調整リスク