2026.05.01
金曜
Q1売上0.4B(前年比260%増)も9億ドル訴訟費用で赤字拡大、2026年は最大10%成長見込み
- Q1売上3.89億ドル(前年同期1.08億ドルから260%増)、国際市場が80%占める
- GAAP純損失は13.43億ドル(前年同期9.71億ドル)、一時的な訴訟和解費用9億ドルが圧迫
- GAAP EPSは-3.40(前年同期-2.52)、訴訟費用除外時にはマイナス幅縮小
- R&D費用24%削減の6.49億ドル、SG&A18%削減の1.73億ドルで構造改革進捗
- 2026年通期ガイダンス:売上最大10%成長、R&D支出30億ドル、年末現金残高45~50億ドル
会社ガイダンス
通期
2026年通期:売上は2025年比で最大10%成長を見込む。売上構成は米国約50%、国際市場約50%を予想。売上原価は約18億ドル(非経常訴訟和解費用9億ドルを含む)。R&D支出は約30億ドル。SG&A支出は約10億ドル。実効税率はほぼゼロ。資本支出は2~3億ドル。年末の現金・投資残高は45~50億ドルを見込む(既存クレジットファシリティ9億ドルの追加引出は除外)。
背景・要因
- 国際市場での長期戦略パートナーシップに基づくCOVID-19ワクチン販売増(国際売上の約80%)
- 2025年実施の大規模臨床試験(Phase 3呼吸器系プログラム、先天性CMVプログラム)の終了に伴うR&D費用削減
- 従業員関連費用と各部門のマーケティング・コンサルティング費用削減によるSG&A削減
- Arbutus BiopharmaおよびGenevant Sciences GmbHとの訴訟和解に関連する9億ドル非経常費用
- 製造能力の過剰利用コスト削減および在庫評価損の減少
リスク・懸念
- mCOMBRIAX(流感・COVID併用ワクチン)の米国FDAへの再申請に関し、当局からのさらなる指導を待機中
- パイプライン後期段階試験のデータ取得に関連した不確実性(症例蓄積に左右される可能性)
- mRNA-3705(メチルマロン酸血症治療薬)の第III相試験決定を、mRNA-3927(プロピオン酸血症治療薬)のレジストレーション試験データまで延期