10-Q
2026.04.23
木曜
売上・EPSともに前年比大幅増、DRAM投資とCSBG好調が牽引。ガイダンス記載はなく先行き不透明感も
- 第3四半期(March 2026 Quarter)の売上高は58.4億ドル(前年同期比+24%)、純利益は18.3億ドル(同+37%)、希薄化後EPSは1.45ドル(前年同期1.03ドル)
- 9ヶ月累計(2026年3月まで)売上高165.1億ドル(前年同期比+24%)、純利益49.9億ドル(同+37%)
- 粗利益率は49.8%(前四半期49.6%から改善)。工場効率の改善が貢献
- システム売上は37.3億ドル(前年同期比+23%)、カスタマーサポート(CSBG)売上は21.1億ドル(同+25%)
- 営業キャッシュフローは9ヶ月累計44.0億ドル。自己株買い36.0億ドル、配当9.5億ドルを実施
背景・要因
- システム売上の増加: DRAM市場セグメントにおける顧客投資の拡大が主因
- CSBG売上の増加: 設置ベース拡大に伴うスペア・アップグレード・サービスの増加
- Foundry向け設備投資の増加(前年同9ヶ月比)、特に中国・韓国・台湾地域の需要が堅調
- 粗利益率改善: 工場効率改善に加え、顧客ミックスの好転
リスク・懸念
- 米中貿易摩擦・輸出規制の拡大による中国向け売上への悪影響(中国は売上の37%/34%/42%を占める)
- トランプ関税・報復関税による製造コスト増加とサプライチェーン混乱リスク
- 中東紛争(2026年2月〜)による重要原材料(アルミ・ヘリウム・臭素等)の供給制約と価格高騰
- 半導体装置業界の需要変動性: 顧客の設備投資計画の急変による業績への影響
- PFAS規制の強化によるサプライチェーンへの影響と代替品調達リスク