2026.02.10 · 火曜
2025年通期は有機売上5%成長、価格値上げが牽引。BODYARMORの大型減損が一時的なマイナス、2026年は緩やかな成長を見込む
- 2025年通期:有機売上(非GAAP) 5%成長、価格/ミックス +4%で牽引。報告ベース売上2%成長(為替逆風-2ポイント)
- 2025年通期EPS:$3.04(報告ベース +23%)、調整済みEPS $3.00(非GAAP +4%)。為替逆風-5ポイントの影響
- 2025年通期営業利益率:28.7%(報告ベース、前年21.2%)。調整済み営業利率31.2%(前年30.0%、+121bp)。BODYARMOR減損$960Mが報告ベースを圧迫
- 2025年通期フリーキャッシュフロー:$5.3B(報告ベース)、fairlife偶発考慮を除くと $11.4B。営業CF $7.4B
- 2026年見通し:有機売上成長 4~5%、調整済みEPS(非GAAP) +7~8%(前年$3.00比)。フリーキャッシュフロー約$12.2Bを見込む
Guidance · 会社ガイダンス
会社予想
次四半期
2026年第1四半期:為替テイルウインド +2%(現在レート・ヘッジ反映)。2025年Q1比で営業日数が6日多い影響。買収・売却 -1%ヘッドウインド想定。調整済みEPS(非GAAP)にも為替 +2%テイルウインド見込む。
通期
2026年通期:有機売上成長 4~5%。調整済み売上(非GAAP)は為替 +1%テイルウインド、買収・売却 -4%ヘッドウインド(CCBA売却は2026年下半期完了想定、規制承認条件付き)。実効税率(非GAAP) 20.9%。調整済みEPS(非GAAP) $3.00比で +7~8%成長見込む(うち為替 +3%テイルウインド、買収・売却 -1%ヘッドウインド)。フリーキャッシュフロー(非GAAP)は約 $12.2B、営業CF $14.4B-資本支出 $2.2B。
背景・要因
- 価格値上げ:全年4ポイント(Q4は1ポイント)。市場での価格引き上げにより有機成長を牽引
- 為替逆風:報告売上-2ポイント、調整済みEPS-5ポイントの影響。現地通貨ベースではより強い成長
- BODYARMOR商標の減損:$960M非現金費用(Q4・通期で計上)。投影成長率見直し、競争激化、国際展開計画見直しが原因
- コカ・コーラ ゼロシュガー好調:+14%成長(通期)。全地域で成長するなか、カテゴリーけん引
- スポーツドリンク・ウォーター好調:スポーツドリンク +5%(Q4)、ウォーター +2%(通期)。北米・EMEA地域主導
リスク・懸念
- 為替変動リスク:ドル高が引き続き重荷(現在のレートで2026年-1%ヘッドウインド想定)
- 地政学的不安定性と経済悪化:地政学的紛争の直接・間接的影響、新興市場での成長困難化の可能性
- 競争環境激化:特にスポーツドリンク・飲料カテゴリーでの競争集中により、BODYARMORの成長見通し低下
- 供給チェーン・インプットコスト:商品・原材料・エネルギー・輸送コストの増加リスク。通期でマーケティング支出増加も負荷
- IRS税務紛争:継続中の米国内国歳入庁(IRS)との税務訴訟のリスク。潜在的な追加税負債の可能性
- M&A・提携リスク:買収事業の統合・実現化困難、提携先の条件悪化(イレギュラー費用化の可能性)
- リフランチャイジング(ボトラー再委託化):資産ライト化推進中だが、インド・ガーナ等での再委託に伴うリスク管理コスト