2026.10.27
火曜
売上8.0%増・調整EPS11.3%増で過去最高四半期、受注も好調で2026年通期ガイダンスを上方修正
- 売上高は44億2,800万ドル(前年同期比+8.0%、恒常為替ベース+8.6%)で会社予想の上限を上回る
- 調整EBITDAは10億3,200万ドル(+8.7%)、調整希薄化EPSは3.34ドル(+11.3%)、GAAP希薄化EPSは2.10ドル、GAAP純利益は3億5,000万ドル
- Commercial Solutions売上は17億8,900万ドル(+6.9%、恒常為替+7.9%)、R&D Solutions売上は26億3,900万ドル(+8.7%、恒常為替+9.1%)
- R&D Solutionsの四半期純新規受注は32億ドル(+15%)、ブック・トゥ・ビル1.2倍。直近12カ月は117億ドル(+14%)で2022年以来の高い受注水準
- 営業キャッシュフロー8億2,500万ドル、フリーキャッシュフロー6億6,700万ドル(調整純利益の120%)。ネットレバレッジは3.45倍
会社ガイダンス
通期
2026年通期: 売上高173億5,000万〜175億ドル(引き上げ)、調整EBITDA 40億2,500万〜40億5,500万ドル、調整希薄化EPS 12.90〜13.00ドル。売上ガイダンスには買収による250bpの貢献と為替による約20bpの追い風を含む。為替は2026年10月26日時点のレートが継続する前提。
背景・要因
- R&D Solutionsは受注好調と臨床試験開始の増加、受注勝率の改善が成長を牽引
- Commercial SolutionsはAI活用ソリューションの浸透(AIエージェント400以上導入済み)が寄与
- 為替は恒常為替ベースとの差から約0.6ポイントの逆風(通期では約20bpの追い風に転じる見込み)
- 買収が通期売上ガイダンスに250bp貢献する見込み(年内完了予定の案件を含む)
- 非活動中の治験を精査した結果、R&D受注残を約21億ドル調整。過去実績・2026年ガイダンス・ブック・トゥ・ビルには影響なし
- 構造改革費用は四半期4,100万ドル、株式報酬費用は8,300万ドル(前年5,500万ドル)
リスク・懸念
- 受注残(バックログ)から売上への転換ペースが不確実。今後12カ月の転換見込みは94億ドル(+10%)
- 大部分の契約は短期通知で解除可能で、大口顧客契約の喪失・遅延リスクがある
- 為替変動、データ保護・プライバシー規制、データサプライヤーからのライセンス拒否・制限リスク
- 買収案件の統合と期待効果の実現、および新セグメント体制での期待効果が得られない可能性
- 金利・インフレなど一般経済環境、税制変更、政府向け販売に伴うリスク