2026.05.07
木曜
売上高は前年比755%増の$64.7Mと急拡大、量子ハード・衛星・買収効果が牽引。ワラント評価益でGAAPベース純利益は$805Mの黒字転換だが、営業損失は-$272Mに拡大。SkyWater買収に$1B規模のキャッシュ支出を見込み。
- 売上高は$64.7M(前年同期$7.6Mより+755%増)。量子ハードウェア売上$35.7M、プラットフォーム・コンサル・サポート$29.0Mが牽引。
- 営業損失は-$271.5M(前年同期-$75.7Mから拡大)。人員増・株式報酬・買収関連費用が主因。
- GAAPベース純利益は$805M(前年同期-$32M)。内訳はワラント評価益$1,058M(非キャッシュ)が大きく寄与。
- 調整後粗利は厳しく、売上原価(除く減価償却)は$49.3Mと売上の76%に達した。
- 受注残(残履行義務)は$470M。うち約50%が今後12ヶ月以内に収益認識見込み。
背景・要因
- 量子専用ハードウェアの大型契約進捗が増収を牽引。
- 2025年に完了した6件の買収(id Quantique, Capella Space, Oxford Ionics, Vector Atomic等)が売上・費用両面に影響。
- 人員増加と新規株式報酬付与により株式報酬費用が$128.5Mと前年$33.3Mから急増。
- ワラント負債の時価評価益$1,058M(非キャッシュ)が純利益を大幅に押し上げ(自社株価変動による)。
- 2026年1-3月にSkyloom(光通信)・Seed(ML/ソフト)の2件の買収を完了。
リスク・懸念
- 営業損失が-$271.5Mに拡大、累積赤字は$388.7M。当面は大幅な損失継続見込み。
- SkyWater買収(約$1.8B、うち現金約$1.0B)の完了が第2-3四半期に予定され、流動性に大きな影響。
- マクロ経済リスク:関税・インフレ・金利上昇が事業コストやサプライチェーンに影響する可能性。
- 量子コンピューティングは技術的に未成熟な段階であり、商業化の不確実性が高い。