2026.07.28
火曜
RevPAR+3.9%、調整後EPS・EBITDAが市場予想上振れ。通期ガイダンスを据え置きもW杯需要に期待
- Q2 調整後EPS $2.29(前年同期$2.20から+4.1%)、Net Income $482M(同$442Mから+9.0%)
- Q2 調整後EBITDA $1,054M(同$1,008Mから+4.6%)、マージンは76.6%と前年75.2%から改善
- システム全体のRevPAR(為替中立ベース)は前年比+3.9%、稼働率とADRの両方が寄与
- 純増客室数21,600室、ネットユニット成長率+6.1%、パイプラインは過去最高の541,300室
- 自社株買い2.9百万株($932M)を実施、配当含む株主還元はQ2累計$966M、年初来$2,034M
会社ガイダンス
次四半期
2026年第3四半期見通し:RevPAR(為替中立ベース)前年比+約4.0%。調整後EPS $2.28-$2.34、調整後EBITDA $1,035-$1,055M、Net Income $502-$516M。W杯開催とカレンダーシフトの追い風を見込む。
通期
2026年通期見通し:RevPAR(為替中立ベース)前年比+3.0〜+3.5%。調整後EPS $8.89-$9.01、調整後EBITDA $4,040-$4,080M、Net Income $1,883-$1,911M。資本還元は約$3.5B、ネットユニット成長率6.0〜7.0%(下半期が上半期を上回る見込み)。設備投資・契約獲得コスト約$300M、一般管理費約$400M。
背景・要因
- RevPAR成長は稼働率・ADR双方の上昇によるもの(Q2 RevPAR +3.9%)
- 管理・フランチャイズ手数料収入が前年同期比+6.4%(Q2)〜+8.3%(H1)と拡大
- 当初は下半期を見込んでいた$17Mの非RevPAR項目がQ2に前倒し計上されたことがEBITDAを押し上げ
リスク・懸念
- 第4四半期はW杯の反動に加え、カレンダーシフトの逆風と中間選挙の影響を見込む
- 地政学的リスク(イラン情勢等)、関税・移民政策の不透明感が旅行需要に影響する可能性がある
- 労働力不足・サプライチェーン問題、インフレ・金利変動のマクロリスクを継続的に認識