2026.05.27
水曜
GMS買収と為替が売上を押し上げるも、粗利率低下と金利負担でEPSは前年割れ。自社株買いは中断継続
- 売上高は前年比+4.8%の$41.8B。GMS買収の寄与が$1.3B、為替が$220Mのプラス効果
- 既存店売上高(Comparable Sales)は+0.6%と小幅プラス。客数は-1.3%減少も、平均チケット単価が+2.2%に上昇
- 粗利益率は33.0%と前年(33.8%)から0.8pt低下。GMS統合の影響が主因
- 純利益は前年比-4.2%の$3.29B、希薄化後EPSは$3.30(前年$3.45)。営業利益減と金利費用増が響く
- 営業キャッシュフローは$6.0Bと前年($4.3B)から大幅改善。在庫管理と法人税支払いタイミングが寄与
会社ガイダンス
通期
設備投資(CapEx)は約$4B(対売上高比率約2.5%)を見込む。自社株買いは2026年度中は再開予定なし。
背景・要因
- GMS買収(2025年9月完了)が純増収に$1.3B貢献
- 米ドル安による為替効果が売上を$220M押し上げ
- オンライン売上は前年比+10.5%、総売上の16.5%を占める
- 粗利益率低下はGMSの低マージン事業ミックスが主因
- ROICは25.4%(前年31.3%)に低下。自社株買い停止による自己資本増と、SRS買収資金調達に伴う有利子負債増が原因
リスク・懸念
- 関税・通商政策の不透明感(IEEPA関税の最高裁判断による還付はQ1時点で未計上、今後の見通しは不確実)
- 住宅市場の affordability 圧力と消費者マインドの不透明感がホームセンター需要に影響
- 自社株買いは2024年3月より中断中。2026年度中の再開予定なし。債務削減を優先