2026.10.20
火曜
GM北米が利益を牽引しEBIT-adjusted 21.6%増、通期ガイダンスを狭めて上方シフト。新規$200億自社株買いも発表
- 2026年Q3売上高は500.0億ドル(前年同期485.91億ドル、+2.9%)、純利益は33.35億ドル(前年同期13.27億ドル)、EBIT-adjustedは41.06億ドル(前年同期33.76億ドル、+21.6%)
- EBIT-adjustedマージンは8.2%(前年同期6.9%、+1.3pt)、純利益マージンは6.7%(前年同期2.7%)
- GMNAのEBIT-adjustedは35.92億ドル(+43.4%)、マージン8.7%(前年同期6.2%)。一方GMIは0.28億ドル(-87.7%)、GM FinancialのEBT-adjustedは6.68億ドル(-16.9%)
- Automotive営業キャッシュフローは80.49億ドル(+32.6%)、Adjusted automotive free cash flowは58.82億ドル(+40.0%)、EPS-diluted-adjustedは3.70ドル(+32.2%)
- Q3にEV戦略再編関連で2.38億ドルの調整を計上。年初来ではEV関連35.94億ドル、中国再編0.99億ドルなど合計36.93億ドルの調整
- 2026年1月発表の60億ドル自社株買いを完了、新たに200億ドルの複数年自社株買い枠を承認。普通株式は2026年9月末で8.49億株(2025年末9.04億株)。四半期配当は1株0.18ドル
会社ガイダンス
通期
2026年通期(更新後、レンジを縮小): EBIT-adjusted 145〜155億ドル(従来140〜160億ドル)、Adjusted automotive free cash flow 115〜125億ドル(従来95〜115億ドル)、EPS-diluted-adjusted 12.75〜13.75ドル(従来12.00〜14.00ドル)、純利益(株主帰属)89〜95億ドル、Automotive営業キャッシュフロー173〜203億ドル、EPS-diluted 9.72〜10.72ドル、設備投資100〜120億ドル、実効税率(税引前費用)20〜24億ドル。特別項目に係る将来の調整の潜在的影響は含まない。
背景・要因
- 北米(GMNA)の好調な車両需要と収益性改善が全体の利益成長を牽引(EBIT-adjusted +43.4%、マージン+2.5pt)
- 前年同期に計上したEV戦略再編費用15.92億ドルや法務関連3.00億ドルなど、一時的な調整項目が今期は2.38億ドルまで縮小
- 国際部門(GMI)は0.28億ドルへ大幅減益(前年同期2.26億ドル)、中国合弁の持分益も0.32億ドル(前年同期0.80億ドル)に減少
- GM FinancialはEBT-adjustedが6.68億ドルへ減少(前年同期8.04億ドル)
- 自社株買いによる株数減少(希薄化後加重平均株式数が9.64億株→8.87億株)がEPSを押し上げ
- 自動車営業キャッシュフロー増加と設備投資の減少(-57.58億ドル vs 前年同期-60.54億ドル)でフリーキャッシュフローが改善
リスク・懸念
- 業績見通しには特別項目に係る将来の調整の潜在的影響は含まれていない
- 自社株買いプログラムは失効期限がなく、会社の裁量でいつでも停止・中止できる
- フォワードルッキングステートメントは前提に基づくもので、実際の結果は10-K等に記載された様々な要因により大きく異なる可能性がある