2026.08.04
火曜
3四半期は売上・マージン・EPS・キャッシュフローすべて予想超え。通期ガイダンスを上方修正し株主還元に軸足をシフト
- 純売上は $4,873百万(前年同期比+7%、Underlying Sales +6%)と堅調。Software & Systems(+11%)と Test & Measurement(+23%)がけん引し、北米・アジアで8%成長と広範な伸び
- GAAP ベース EPS $1.28(+24%)、Adjusted EPS $1.71(+13%)と予想を上回る。仮税前利益は $916百万、営業利益率は 18.8%(+270bps)に拡大
- Adjusted Segment EBITA は $1,387百万(マージン 28.5%、+140bps)。営業キャッシュフロー $1,425百万(+34%)、フリーキャッシュフロー $1,323百万(+36%)と大きく改善
- Underlying Orders は +7% と旺盛な需要を反映。ソフトウェア・システム事業と 北米・アジアの幅広い成長がけん引
- 四半期配当を 1株あたり $0.555 に設定(支払日 2026/9/10)。2026年度は約 $1B の自社株買いと約 $1.2B の配当で約 $2.2B の株主還元を計画
会社ガイダンス
次四半期
2026年Q4: 純売上成長 ~5%(Underlying Sales ~5%)、GAAP EPS ~$1.45、Adjusted EPS ~$1.85 を見込む。無形資産償却 ~$0.34、リストラ関連 ~$0.03、取得/売却関連費用 ~$0.01、臨時税 ~$0.02
通期
2026年通期: 純売上成長 ~5%(Underlying Sales ~3.5%)、GAAP EPS ~$4.89、Adjusted EPS ~$6.55 へ上方修正。営業キャッシュフロー ~$4.1B、フリーキャッシュフロー ~$3.6B。株主還元に軸足を移し、~$1B の自社株買いと ~$1.2B の配当で約 $2.2B を返還。無形資産償却 ~$1.39、リストラ関連 ~$0.24、取得/売却関連費用 ~$0.09、臨時税 ~$0.05、IEEPA 関税還付 ~($0.11)
背景・要因
- Software & Systems セグメント(Control Systems & Software +7%、Test & Measurement +23%)の強い成長が売上をけん引
- 北米 +8%、アジア・中東・アフリカ +8% と地域別に広範な需要拡大。欧州は -1% と軟調
- 業績は為替の押し下げ(-1pt)と増益要因の IEEPA 関税還付($82百万、EPS で +$0.11 相当)の影響を受けた
- 利益率は伸長。IEEPA 関税還付による調整後業績の増益も寄与
リスク・懸念
- 中東紛争が流動的であり、グローバルな事業展開への影響リスクが残る(CEO が言及)
- Forward-looking statements ではロシア・ウクライナ、中東などの紛争、為替・経済情勢・市況・関税・インフレ等が業績に影響するリスクとして列挙