2026.07.28
火曜
有機成長加速&調整後EPS二桁増で通期ガイダンス上方修正。CoolIT買収・エネルギーサーチャージ効果で後半さらに加速見通し
- 売上 $4.4B(+10%)、有機売上成長 +5% に加速
- 調整後希薄化EPS $2.09(+11%)— 二桁増益を達成
- 調整後営業利益率 18.8%(+40bp)— コモディティコスト上昇を価格改善で相殺
- Global High-Tech +29%、Life Sciences +15% と成長エンジンが急伸
- CoolIT買収完了(年換算売上 $1.5B に迫るAI水冷分野)
会社ガイダンス
次四半期
2026年第3四半期: 調整後希薄化EPS $2.13〜$2.23(前期比+3〜+8%)。CoolIT買収に伴う非現金償却・資金調達コストの短期的影響を織り込み済み。特別費用は約$0.28/株を見込む。
通期
2026年通期: 調整後希薄化EPS $8.05〜$8.25(前期比+7〜+10%)— 従来予想($8.03〜$8.23)から上方修正。下半期の有機売上成長は+6〜7%に加速見込み。Reported売上は下半期+12〜14%を見込む。調整後営業利益率は下半期約19%(有機ベース約20%)。特別費用(通年)は約$0.75〜$0.80/株を見込む。
背景・要因
- 有機売上成長が+5%に加速。価格改善+4%が牽引(エネルギーサーチャージの初期効果)
- Global High-Techが+29%と急成長、マイクロエレクトロニクスとデータセンターが好調
- Life Sciencesが+15%成長、バイオプロセシングと医薬品向けでシェア拡大
- Ovivo Electronics買収が固定通貨売上に+6pt寄与
- 中東混乱による顧客操業停止が数量に約1%の逆風も、数量は実質的に改善
リスク・懸念
- 中東紛争による顧客操業停止リスクが継続(数量に約1%の逆風)
- コモディティコスト上昇が継続 — エネルギーサーチャージで対応中だが、第2四半期は移行期間として粗利率が60bp低下
- 地政学リスク・国際通商政策の不透明感が継続
- CoolIT買収に伴う非現金償却・資金調達コストが短期的なEPSに影響