2026.05.28
木曜
増収増益・営業利益率大幅改善、通期調整後EPSガイダンスを上方修正。Dollar Tree単体の好調が継続
- 売上高は50億ドル(前年比+7.2%)、既存店売上高は+3.5%と堅調
- 調整後希薄化後EPSは$1.74(前年比+38.1%)、営業利益率は120bp拡大の9.5%
- 粗利益率は120bp改善。マークオン率上昇・運賃低下・シュリンク減少が寄与
- 営業キャッシュフロー6.4億ドル、フリーキャッシュフロー3.9億ドルを生成
- 株主還元としてQ1に5.95億ドル(550万株)の自社株買いを実施、Q2累計でも0.98億ドル追加
会社ガイダンス
次四半期
Q2(第2四半期)見通し: 既存店売上高成長率+2.5%〜+3.5%、売上高48〜49億ドル、調整後EPS $1.00〜$1.15
通期
通期(2026年度)見通し: 売上高205〜207億ドル(既存店+3%〜4%)、新規出店約400店・閉店75店、調整後EPS $6.70〜$7.10(従来から上方修正)
背景・要因
- 粗利益率改善の主因はマークオン率上昇、運賃低下、シュリンク減少。ただし関税コスト増と値下げ増が一部相殺
- SG&A比率は50bp上昇(マーケティング費・一般賠償責任保険・減価償却費増。人件費減が一部相殺)
- 既存店売上高+3.5%の内訳:平均チケット+4.5%(客数-1.0%で相殺)
リスク・懸念
- 関税コストの上昇が引き続き粗利益率の重石となる可能性
- マクロ経済環境悪化による消費者需要の軟化リスク
- 多価格フォーマットへの転換や新店投資に伴うコスト増加リスク