2026.05.06
水曜
好調なQ2決算、全セグメントがセグメント営業利益でガイダンスを上回る。SVOD初の二桁営業利益率達成。通期調整後EPS成長率12%(53週除く)見通し
- 売上高は前年比7%増の252億ドル(Q2 fiscal 2026)
- 調整後EPSは1.57ドル(前年同期1.45ドル→8%増)。GAAP EPSは1.27ドル(前年1.81ドル→30%減、一時費用等の影響)
- セグメント営業利益合計は前年比4%増の46億ドル。全セグメントが会社ガイダンスを小幅上回る
- Entertainment SVOD営業利益が前年比88%増の5.82億ドル、SVOD営業利益率10.6%で初の二桁達成
- Experiences部門はQ2として過去最高の売上高・営業利益。国内パークの1人当たり支出は5%増
会社ガイダンス
次四半期
Q3(第3四半期):セグメント営業利益合計で約53億ドルを見込む。スポーツセグメント営業利益は前年比約14%減を予想(放映権費用の増加・新規権利契約のタイミング等)。国内パークの来場者数はQ2比で改善を見込む。
通期
通期fiscal 2026:調整後EPS成長率は53週の影響を除いて約12%、53週を含めると約16%。自社株買い戻しは最低80億ドル。スポーツセグメント営業利益は中一桁%成長(53週除く)。NFL取引の影響は調整後EPSに対し約0.03ドルの希薄化。Entertainment SVOD営業利益率は通期で少なくとも10%を見込む。通期fiscal 2027:調整後EPSは53週除くベースで二桁成長継続を見込む。
背景・要因
- Entertainment: SVODの購読料収入が効果的な料金改定と加入者増で16%増、広告収入も12%増。Fubo取引が4%の追い風
- Sports: NFL Network買収が購読料収入を押し上げたが、NBA試合数の減少や4 Nations hockeyトーナメントのラップ影響で広告収入は2%減
- Experiences: 新造船ディズニー・アドベンチャーの就航やWorld of Frozen開業が寄与。開業前費用が営業利益成長を約2ポイント圧迫
- 減価償却費・リストラ費用・投資評価損などの調整項目がGAAP EPSを押し下げ(調整後EPSとの差0.30ドル)
リスク・懸念
- マクロ経済の不確実性(消費者心理への影響)への言及あり。国内パークの国際来園者の軟調が継続
- OpenAIがSoraを閉鎖したことを受け、計画していたOpenAIへの投資は中止
- 為替変動リスク(ヘッジによりSVOD収益への影響は中立的だが、その他収益で変動あり)
- 2027年2月の初のSuper Bowl(LXI)に向けた需要は強いものの、スポーツ放映権費用の増加が継続的な利益圧迫要因