2026.07.23
木曜
HOKAとUGGが牽引し四半期売上初の10億ドル突破。通期EPSガイダンスを上方修正するも営業利益は前年比減少。
- 売上高は前年同期比5.7%増の10.20億ドル(四半期として初の10億ドル超え)。Constant Currencyベースでは4.8%増。
- HOKAブランド売上は7.7%増の7.04億ドル、UGGブランド売上は4.9%増の2.78億ドルと両主力ブランドが成長。
- DTC(直販)チャネル売上は13.0%増加し、DTC既存店売上は6.8%増と好調。
- 営業利益は1.553億ドル(前年比6.0%減)。SG&A費用が4.199億ドルと前年比12.7%増加したことが主因。
- 希薄化後EPSは0.94ドル(前年0.93ドル)。第1四半期に3.38億ドルの自社株買いを実施。
会社ガイダンス
通期
2027年通期(2027年3月31日迄):売上高58.6~59.1億ドル(据え置き)、HOKAは低二桁%増、UGGは中一桁%増を予想。粗利率は56.5%をやや上回る見通し(従来より上方修正)。営業利益率は21.5%をやや上回る見通し(上方修正)。SG&A比率は約35%(据え置き)。実効税率は約23%(据え置き)。希薄化後EPSは7.35~7.50ドル(従来より0.05ドル上方修正)。
背景・要因
- HOKAの7.7%増収が全体成長の主牽引役。DTCチャネルが13%増と高い伸びを示した。
- UGGも4.9%増と堅調。Koolaburraブランドのフェーズアウト影響を相殺。
- 国際売上は8.4%増と国内(3.2%増)を上回り、海外需要が貢献。
- SG&Aが12.7%増加したことが営業利益の減少要因(投資拡大と販促費増)。
- 粗利率は56.4%と前年55.8%から改善。ガイダンスでも粗利率見通しを上方修正。
リスク・懸念
- マクロ経済・地政学的不確実性(Global conflicts, 消費者信頼感の変化, インフレ圧力)
- 為替変動リスク(Constant Currencyベースの成長率4.8%は報告ベース5.7%を下回る)
- 関税・貿易制限リスク(見通しには過去に支払った関税の還付は織り込まず)
- サプライチェーン混乱リスク