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2026.04.30
木曜
1Q増収増益・EPS成長率15%超、通期ガイダンスを上方修正。EvernorthとCigna Healthcareの両セグメントが貢献
- 総収益685億ドル(前年比+5%)、調整後営業利益は21億ドル(同+12%)
- 調整後EPSは$7.79(前年$6.74より+16%)、株主帰属純利益$6.26(前年$4.85より+29%)
- Evernorth Health Services:調整後収益584億ドル(前年比+9%)、調整後営業利益14.7億ドル(同+2%)
- Cigna Healthcare:調整後収益115億ドル(HCSC売却影響で▲21%も、除くベースでは+8%)、調整後営業利益15.1億ドル(同+18%)
- SG&A比率は5.4%(調整後4.8%)と前年6.4%(調整後5.8%)から改善、事業ミックスシフトと効率化が寄与
会社ガイダンス
通期
2026年通期の連結調整後営業利益(Adjusted income from operations)は1株あたり30.35ドル以上を見込む(従来予想から+0.10ドル上方修正)。Evernorthの調整後営業利益(税前)は69億ドル以上、Cigna Healthcareの調整後営業利益(税前)は45.25億ドル以上(+25百万ドル上方修正)。Cigna Healthcareのメディカルケア比率(MCR)は83.7%〜84.7%を見込む。この見通しには将来の自社株買いと2026年配当の影響を含む。
背景・要因
- Evernorth Pharma Benefit Servicesの収益は+11%(薬剤ミックスが主因)も、調整後営業利益は▲28%(大口顧客からの利益減少を反映)
- Evernorth Specialty and Care Servicesは+20%の増益、特殊薬・バイオシミラー採用拡大が牽引
- Cigna HealthcareはUS EmployerおよびIndividual & Family Plan事業でのマージン改善が利益成長に寄与
- HCSC取引(Medicare事業売却)の影響でCigna Healthcare収益は▲21%だが、除外ベースでは+8%
リスク・懸念
- 大口顧客関係からの予想される利益減少がEvernorth Pharma Benefit Servicesの収益性に影響を及ぼす可能性
- 医療費インフレや価格競争によるマージン圧迫リスク
- 政府プログラム(Medicare等)への参加に伴う規制リスク
- 戦略的取引(HCSC売却含む)の想定どおりのベネフィットが実現しないリスク