2026.07.29
水曜
Hexagon D&E買収効果で売上24%増、EPSは2.3倍に急拡大も営業費用増で通期ガイダンスは非開示
- 【Q2 2026 売上】$1,584M(前年同期比+24%、$309M増)。製品&メンテナンス$1,431M(+22%)、サービス$154M(+47%)
- 【EPS】希薄化後EPS $1.33(前年$0.59から約2.3倍)。純利益$367M(同$160M→+129%)
- 【営業利益率】28%(前年19%から改善)。前年同期に計上された$128.5Mの偶発債務損失(DOJ/BIS輸出規制和解金)が剥落した影響大
- 【買収効果】2026年2月にHexagon D&E事業を$3.1Bで買収。当期の売上・費用双方に貢献。Goodwillが$2.7B→$4.9Bに膨張
- 【地域別】中国が前年比+96%と急伸(前年同期は輸出規制の一時的影響で低迷)。米国+11%、アジア全体で力強い成長
会社ガイダンス
通期
2026通期実効税率は約26%を見込む(MD&Aに明示)。四半期ごとに株式報酬の権利確定影響で税率は変動する可能性がある。売上・EPS等の具体的な数値ガイダンスは10-Qに非開示
背景・要因
- HexagonのDesign & Engineering事業買収(2026年2月23日完了)による売上・費用両面への影響
- 中国向け売上が前年同期比+96%に急増。前年同期はBIS輸出規制の一時的影響で落ち込んでいた反動も
- 前年同期に計上された$128.5Mの偶発債務損失(DOJ/BISとの輸出規制和解に伴う)が当期はなく、営業利益率改善に大きく寄与
- 既存顧客の継続的な先端半導体設計投資によるソフトウェア・IP・ハードウェア需要の拡大
リスク・懸念
- 米中貿易摩擦の激化(追加関税、BIS Entity List拡大、先端半導体輸出規制)の影響リスク。2025年9月の新規制は1年間停止中だが2026年11月に期限切れ
- 地政学リスク(中東・ウクライナ紛争、台湾有事の懸念)によるサプライチェーン混乱と顧客需要減退リスク
- 為替変動リスク(円・ユーロ・人民元等)。外貨建て費用が強ドルで恩恵、弱ドルで悪化
- サイバー攻撃リスク。Q1 2026に機密情報の一部流出が発生。AI活用型攻撃の高度化によりリスク増大
- 買収に伴うのれん・無形資産の償却負担増。今後の統合コスト拡大リスク