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2026.07.21
火曜
Chubb、P&Cアンダーライティングと投資収益が牽引しEPSは前年比18%増。ソフトマーケット下でも多角的な成長を示す好決算
- コア営業利益(Core Operating Income)は$2.84B(前年比+14.6%)、1株当たり$7.26(同+18.2%)と大幅増益
- P&Cネット収入保険料は$12.77B(同+3.0%)。大型勘定・E&S物件を除けば実質+6.3%の成長
- P&Cコンバインド・レシオは83.8%(前年85.6%)と大幅改善。現年度CAT除きベースでも82.2%と健全水準
- 調整後ネット投資収益は記録的な$1.88B(同+11.4%)。総投資資産は$175Bに拡大
- 1株当たり有形簿価(TBVPS)は前年同月比+17.1%の$131.93に増加
背景・要因
- P&C引受収益が$1.94B(同+18.8%)と好調。CAT損失が前年$630M→$475Mに減少したことがコンバインド・レシオ改善に寄与
- 海外一般保険(Overseas General)が現地通貨ベース+4.8%の実質成長。ラテンアメリカ(+15.6%)、アジア(+12.0%)、欧州(+5.1%)が牽引
- 生命保険部門のネット収入保険料が+7.5%、セグメント利益は+9.0%(国際生命が+13.0%と好調)
- 北米Personal(個人保険)は+6.0%成長、コンバインド・レシオも67.3%と大幅改善
- 北米Commercial(法人保険)は大型勘定・E&S物件の引受規律強化により▲2.3%も、中堅・小口事業は+8.9%と好調
リスク・懸念
- 世界的な物件保険(特に大型勘定・E&S物件)のソフト化が継続し、収入保険料の成長を抑制
- ソフトマーケット条件が特定の Casualty(賠責)分野に波及しつつあり、Financial Lines(金融法人ライン)も軟調
- 外貨換算のマイナス影響(四半期で$254Mの為替損失が簿価に影響)
- 経営陣自ら「knowingly at a loss(赤字覚悟での引受はしない)」と述べるなど、引受規律堅持による成長ペナルティが当面続く可能性