10-Q
2026.05.07
木曜
シティグループ1Q26は純利益42%増、全セグメント増収もUSCCだけ減益。RoTCE13.1%と大幅改善。設備投資・自己株式取得を積極化
- 売上高は前年比14%増の$24,633M。純金利収入(NII)が12%増、非金利収入が17%増と両建てで伸長
- 純利益は42%増の$5,785M、希薄化後EPSは$3.06で前年$1.96から56%増加
- RoTCEは9.1%→13.1%に急改善。効率性比率は62.2%→58.1%に改善
- Markets部門が好調:売上19%増(株式39%増、FICC13%増)、セグメント利益41%増
- USCCは売上4%増も与信費用増加でセグメント利益は13%減
- 自己株式取得が$6.3B(前年$1.75Bから260%増)と積極的な株主還元
背景・要因
- Markets部門の業績急伸:Equity Marketsの売上39%増($1,497M→$2,080M)、Spread Products & Other Fixed Incomeが27%増
- Services部門の持続的成長:TTS売上17%増、Securities Services17%増。預金平均残高16%増、AUC/AUAが21%増
- Banking部門:Investment Bankingフィーが19%増(Advisory19%増、ECM64%増)。ただしDCMは6%減
- Wealth部門の収益性改善:売上11%増、純利益126%増。クライアント投資資産が14%増の$676B
- USCCのNCL比率改善:GPCCは4.45%→3.87%と低下も、信用コスト全体は増加。平均与信残高4%増、カードショッピング取扱高6%増
リスク・懸念
- USCCの与信費用増加:カードローンの与信費用が$2,092M(前年$1,783Mより17%増)。クレジットカードNCL比率は改善も、貸倒引当金繰入額は増加
- All Otherセグメントの継続赤字:- $388Mと赤字幅は縮小も、Corporate/Otherが- $479Mと損失継続
- CET1比率の低下:12.75%(前年13.41%から低下)。自己株式取得とリスクアセット増加で資本バッファが減少
- 金利低下環境でのNIM圧縮:NIMは2.47%→2.46%と微減。2年米国債利回りは前年4.15%から3.58%へ57bps低下