2026.05.11
月曜
衛星打ち上げと量産化が順調、通期売上ガイダンス$150〜200Mを堅持。FCC米国商業承認獲得で事業化が前進
- 第1四半期(2026年1〜3月)売上高は$14.7M(前年同期$0.7Mから大幅増)。ゲートウェイ納入と米国政府マイルストン達成が牽引
- 営業費用(調整後)は$91.2Mと前期第4四半期$95.7Mから減少。ただしGAAPベースの純損失は$191.0M(1株あたり▲$0.66)に拡大
- 現金等は約$35億と潤沢。設備投資に$261.6Mを投じ、衛星製造・打ち上げを加速中
- 軌道上BlueBird衛星でピーク時98.9Mbpsのデータ通信速度を達成(非改変スマートフォン)。Block 2衛星では速度倍増見込み
- FCCから米国での商業用SpaceMobileサービス許可(最大248衛星網)を取得。パートナーは世界約60のMNO、カバー人口29億人超
会社ガイダンス
通期
2026年通期売上高ガイダンス$150.0M〜$200.0Mを堅持。主にモバイルネットワークパートナーと米国政府からの収入を見込む。既存の契約済みバックログで約半分をカバー。また約45基のBlueBird衛星軌道投入を目標とし、複数の打ち上げ事業者(Blue Origin、SpaceX等)と契約済み。
背景・要因
- 売上$14.7Mの主因はゲートウェイ納入(製品収益$13.4M)と政府関連マイルストン達成
- 営業費用増加はエンジニアリングサービス費($84.1M)と一般管理費($43.7M)の増加。ストックベース報酬$55.4Mが主因
- 6月中旬にFalcon 9打ち上げ予定(BlueBird 8/9/10)。BB11〜33も量産・組立の先進段階
- テキサス州の専用micron生産施設がフル稼働開始、月10衛星分の生産能力
リスク・懸念
- 衛星打ち上げの遅延リスク(ロケット調達・スケジュール依存)
- 規制承認のタイミング次第では商業サービス開始が遅れる可能性
- 多額の設備投資と営業費用により、当面は赤字継続見込み
- 競合他社の直接衛星通信サービスとの競争激化