2026.05.07
木曜
Q1は売上・GBVがガイダンス上限を超過、通期見通しを上方修正。中東紛争によるキャンセル増も基調は堅調。
- 売上高は$2.7B(前年比+18%、為替影響除くと+15%)、ガイダンス上限を超過。
- Gross Booking Value(GBV)は$29.2B(前年比+19%)、Nights & Seats Bookedは1.562億泊(同+9%)。
- Adjusted EBITDAは$519M(同+24%)、マージンは19%(前年18%から拡大)。
- フリーキャッシュフロー(FCF)は$1.7B、FCFマージン64%。TTM FCFは$4.5B。
- 純利益は$160M(純利益率6%)。株式投資売却益$70Mが寄与する一方、法人税一括調整$70Mで相殺。
会社ガイダンス
次四半期
Q2 2026: 売上 $3.54B〜$3.60B(前年比+14〜16%、約3%の為替追い風込み)。GBVは前年比低二桁増、Nights & Seats Booked成長はQ1からやや減速見込み(中東紛争で約100bps逆風)。Adjusted EBITDAおよびマージンは前年比向上見通し。
通期
2026年通期: 売上成長率見通しを『低~中十数%』に上方修正(従来想定から引き上げ)。Adjusted EBITDAマージンは少なくとも35%以上を見込む。実効税率はhigh-teens(10%台後半)。
背景・要因
- 為替が追い風(ADRの9%増のうち約半分は為替要因)
- 北米の高単価宿泊需要とミックスシフト(4ベッドルーム以上の大型物件シフト)
- アプリ経由予約が全体の63%(前年58%)に拡大、アプリ宿泊数は前年比+22%
- 初回予約者成長率10%に加速(2022年初以来の高水準)、ブラジル・日本・インドで顕著
- Reserve Now, Pay Later(後払い)がGBVの約20%を占め、予約單価向上に寄与
リスク・懸念
- 中東紛争の影響でEMEA・アジア太平洋でキャンセルが増加。Q2のNights & Seats Booked成長に対し約100bpsの逆風を見込む
- マクロ経済・地政学的不確実性(関税政策を含む)の継続
- Reserve Now, Pay Laterの2025年本格展開に伴う後半のYoY比較の厳しさ