2026.07.16
木曜
過去最高の四半期売上 $4B、調整後EBITDAは前期比51%増の$901M。通期アルミナ生産見通しはサイクロン影響で下方修正、South32買収で成長戦略を強化
- 売上高は四半期過去最高の$3,966M(前期比+24%、前年同期比+31%)
- 調整後EPS(希薄化後)は$2.12(前期$1.40→改善、前年同期$0.39から大幅増)
- 調整後EBITDA(特別項目除く)は$901M(前期比+51%)、営業CFは$608M、フリーCFは$422M
- アルミナ生産量は220万トン(前期比-6%)。アルミ生産量は63.6万トン(前期比+5%、San Ciprián再稼働完了等)
- South32のボーキサイト・アルミナ・アルミニウム資産を約$4.1Bで取得する契約を締結( contingent value right 最大$750M含む)
会社ガイダンス
次四半期
第3四半期(3Q26)アルミナセグメント調整後EBITDAはPinjarraの安定化とエネルギー価格低下で約$10Mの改善を見込む。アルミセグメントは生産効率改善で炭素価格上昇とブラジルの季節的エネルギー販売減少を相殺。セクション232関税コストは約$10M減少。アルミナコストは約$10M悪化の見通し。営業税率は$80〜90M程度を見込む。
通期
2026年通期アルミナ生産予想を従来比0.2-0.3百万トン減の9.5-9.6百万トン、アルミナ出荷予想を同0.3-0.4百万トン減の11.5-11.6百万トンに下方修正。アルミセグメントの通期生産・出荷予想は従来から変更なし(生産2.4-2.6百万トン、出荷2.6-2.8百万トン)。
背景・要因
- 好調なアルミ価格と出荷量増加が収益を牽引
- San Ciprián(スペイン)製錬所の再稼働完了(4月7日)、Alumar(ブラジル)・Lista(ノルウェー)・Portland(豪州)の能力再開進展
- Pinjarra(豪州)製錬所の生産不安定とサイクロンNarelleによるガス供給途絶でアルミナ生産減少
- エネルギー契約の評価損($45M)、Ma'aden株式の時価評価損($123M)が純利益にマイナス影響
リスク・懸念
- Pinjarra製錬所の生産不安定性とサイクロンによるガス供給途絶リスク(2026年アルミナ生産・出荷見通し下方修正の要因)
- 中東紛争に伴う燃料油・ディーゼル価格上昇によるエネルギーコスト増
- セクション232関税(カナダ産アルミの対米輸入関税)のコスト影響
- South32買収に伴うクロージング条件未達成や規制当局承認リスク